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新しい職場での意識

 春は出会いと別れの季節ですね。特に教員にとっては年度末と年度初めはその意識が強いと思います。今日は、転職したとき、異動したときに意識して、良かったことを書きますね。

なんでもいいから1位を目指そう

 これは私が初任者のときに言われた言葉です。私は社会人経験がありましたから、他の人よりマナーはあるかな?なんて考えていました。しかし、その人が言いたいことはそういうことではありませんでした。競争主義的に、なにか強みを持ってほしい、ということではなく、「一番大きくあいさつする」とか、「力仕事は真っ先に手伝う」とか、そういうことを意識してほしいとのことでした。人間性を磨くということですね。初めてでわからないことがあってもそういう人は助けてくれる、そういうことだと認識しました。

見ている人は見ている

 私は社会人経験があるのが強みでしたが、期間採用などの教育現場での経験は皆無で、本当に右も左もわかりませんでした。それだからこそがむしゃらに頑張っていたのだと思います。若かったのでしょうね。
 初年度、管理職の先生には「朝のあいさつが大きくさわやかでいい」ということと「部活動で生徒に寄り添っている姿があるね」と褒めていただきました。部活の時のスニーカーとパンプスを使い分けているのもしっかり見られていました。見ている人はいます。小さなことですが、また何もできない私にとっては嬉しい言葉でした。
 ちなみに言葉遣いは注意されました。社会人経験なんてあてになりませんね。人間性です。

図々しく聞く

 図々しく生きることって実はとても大切だと思うのです。周りの人が忙しそうに仕事していると声をかけにくいですよね。でも、それでは出遅れることがあります。図々しくでも聞くことを大切にしています。私は今でも同じ担任の先生に「今、何のお仕事していますか?」と声をかけることにしています。主任の先生には必ずクラスの情報共有をします。たぶん、話しすぎです。しかし、そうしないと、どうしていいか分からなくて、何もしていないとなると後々困るのは私です。今は多少見通しがたつので、減った方だと思いますが、それでも声をかけます。
 余談ですが、これは私より若い先生へのフォローでもあります。若い先生は先輩教員に声をかけにくいと思うので、私が潤滑油のように声をかけることで、みんなの作業を見える化しています。


と、私が意識していることを書きました。なんだか偉そうになってしまいましたけども、すみません。他にも仕事は他人に関わることから始めるとかもありますが、見通しをが立っていない状況では無理な話なので、まずは自分のことからでいいと思います。新採用さん向けでした。
 私の職場にも新しい人が入ってきます。チームとして働けたらいいなぁと思います。


では、また。

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