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音声配信 流れは塵と共に


念願叶ったりで、「流れは塵と共に」を、悠凜さんに朗読していただきました。

小説を書くだけの力量が無いのですが、この作品には思い入れがあります。

何度も触れましたが中世、文化芸能の担い手は被差別民とされていました。(勿論文化芸能だけでは無く、一定の職業が該当します。鳥追い、屠殺、他にもたくさんあり、地方によっては巫女もそうでした)

穢れに免疫がある。穢れを付着させる事ができる。そう言った血が流れている。だから「清め」の役割りをも果たす事のできる人々だと言う認識の元、蔑み、また恐れられていました。

多くは川の近くに住み、河原者と呼ばれていたとも言われています。

そういった感覚は、宗教観と共に未成熟な社会においてのもので、現代の考え方を持って、悪であると単純に非難できるものでもないでしょう。

その後、江戸時代の身分制度に組み込まれてより後は、ご存知の通りです。またその身分から脱出した職業も多くありました。

そのような世相をわたしなりに表現しましたが、とにかく小説というものはハードルが高く、わたしでは伝えきれない。
今回朗読をしていただき、立体化された事で伝えたい世界観が浮かびあがってくれたように感じます。

感謝しかありません。

まだ途中ですが、本編の前後編がアップされましたので、シェアさせていただきました。
スピンオフまで読んでいただけたということで、あとふたつ投稿されると思います。
是非お聴きくださいませ。




悠凜さん、本当にありがとうございました。


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