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【あつ森から学ぶ生物の話!】カユいの嫌だし、蚊に刺されないようにしたいですよね

フータ先生の解説

カと言えば、血を吸われて カユくなる というイメージが 浮かびますが・・・
血を吸うのは 産卵前のメスだけで、オスや普段のメスは 花のミツや樹液を吸って おとなしく 生きているんですよね
カに刺されると カユくなるのは 血を吸うときに だ液を注入されるためで、中に含まれる成分への アレルギー反応です
それにしても、血を吸われるだけじゃなくて、余計な注射まで されていたなんて・・・ ああ、キモチワルイ・・・

あのプゥ~ンって音、ストレスでしかないですよね。


カについてどれくらい知ってますか?

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超身近なムシですよ、カ。カタカナで書くと逆にややこしいので、以下は漢字で「蚊」と書かせて頂きます。

蚊はハエ目糸角亜目カ科に属するムシです。私たちが気軽に蚊と呼んでいますが、実は3000種類くらいの蚊が世界中に生息していて、日本内でも100種類もの蚊がいます。

・・・まぁ、嫌かもしれませんが、もしも蚊を仕留めることができたら、手のひらで蚊のことを見てみて下さい。赤っぽい体のアカイエカ、黒と白のまだら模様のヒトスジシマカ、この2種類が日本ではよく目に出来る蚊だと思います。私もその2パターンは何となく記憶しています。

ちなみに、田舎の方にお住まいの方は、めちゃくちゃデカい蚊を見る機会がよくあると思います。手足を広げたら3センチくらいある、容姿は蚊っぽいムシがいるんですよ。

奴は「ガガンボ」というムシで、蚊の仲間ということは間違いないのですが、ガガンボは血を吸う事は無いので安心して下さい。大きいので見つけるとちょっと怖いかもしれませんが、ガガンボも臆病なムシだそうで、全く攻撃性はありません。


蚊に刺されないようにしよう!

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血を吸われるのはめっちゃ嫌ですが、蚊というムシは実は最もオソロシイ虫なんです。蚊が人の血管に針を刺すたびに、血だけ持って行ってくれたらいいですが、様々な病原菌を媒介するムシでもあるんですよ。

まず、蚊を寄せ付けない為には、やっぱり蚊取り線香を焚きましょう。って、今時はあんまり蚊取り線香って好まれないんでしょうか。電気のタイプとか、ワンプッシュのスプレーとか出てますが、私はやっぱり蚊を寄せないためには、蚊取り線香のあの香りがすごく効果的な気がしてしまうんですよね。

その匂いの正体はピレスロイドという成分で、火の熱によって気化して、蚊を追い払う効果があり、また蚊を殺虫してしまう効果も二重であるんです。もともとはこのピレスロイドは、シロバナムシヨケギク(白花虫除菊)という菊の花に含まれる成分だそうで、是非、花の匂いを嗅いでみたのですが、残念ながら日本には自生していないようです。

あとは、蚊を発生させないことが大事です。蚊は一体どこで発生するのか皆さんご存知でしょうか?実は、蚊は水の中で発生するんですよ。

蚊は水面に卵を産んで、水の中で孵化。蚊の幼虫のことを「ボウフラ」って呼びます。このボウフラを発生させないために、家の周りに水たまりを作らないことを徹底した方が良いです。置きっぱなしになっているバケツや、放置してる空き缶などをそのままにしていると、水が溜まった状態になってしまってボウフラ発生になってしまうことも。

外で水草を育てたい、池がある、という方は、卵やボウフラを食べてくれる小さな魚を入れておくのも、作戦としては良いと思います!


蚊のことをやたらに怖がっていたら生活が困難になるかもしれませんが、蚊には出来る限り刺されない努力をする方が、精神面でも健康面でも良いかと思います。。

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秋だからと言っても油断厳禁!( `ー´)ノ

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