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【あつ森から学ぶ生物の話!】秋のトンボ「アキアカネ」の本当の色は赤じゃない

こんにちはー。秋ですねぇ。サンマとか栗ご飯とか、そういう秋っぽいものが食べたくなりますなぁ(*'▽')

秋と言えば、色々あります。今回は「アキアカネ」というトンボについて調べてみました!あつ森でもたくさん飛んでいるのを見かけて、秋を感じることが出来ますよね。

フータ先生の解説

アキアカネはですね、一般的には 赤トンボと呼ばれている トンボです
トンボの仲間は、4枚の羽を 上手に使って 自由自在に 空を飛ぶんですよね
空中で ホバリングが 出来たりするのは、あの薄い羽の形を 変形させながら 飛び方をコントロール しているからだとか
それにしても、羽に入っている シミャクと呼ばれる 細かいスジ・・・ ああ、キモチワルイ・・・


赤トンボと言えばアキアカネ

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アキアカネは秋に登場する赤いトンボですね。ちなみに、歌にもあるような「赤トンボ」と呼ばれる種類のトンボはおらず、赤色のトンボを総称して「赤トンボ」その中で有名なトンボは「アキアカネ」という感じです。

アキアカネは、トンボ目トンボ亜目トンボ科アカネ属に分類されます。アカネ属ということなので、体が赤いトンボが分類されているのかなと思いきや、そうではないみたいです。そして実はアキアカネも、体の色は赤色では無いんです。


アキアカネ本来の色は黄色

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アキアカネのもともとの色は黄色です。夏にヤゴからトンボになったアキアカネは、暑さを逃れるために一旦山の方に避難します。そして涼しくなってきた秋ごろ、アキアカネは人里の田んぼへと戻って来ます。その頃はアキアカネは繁殖の時期。結婚できますよというサインのような感じで、体が赤くなるんですって。

アキアカネの体が黄色から赤色に変わるメカニズムを、とって~も難しく解明された研究が2012/7/10に発表されているみたいです。ちょっと読んでみました。

アカトンボの体に含まれる赤色の生体色素(=私たちの血のヘモグロビンの赤や、植物のクロロフィルの緑みたいな感じ)に「オモクローム」というのがあります。これがね、酸化還元反応することで赤色になるんですってー。

酸化還元反応?なにそれー?・・・電子とか原子の話になります。高校の時に習ったなぁ~・・・まあ、化学反応で色が変化しているってことらしいです☆彡(諦めた←)


ナツアカネもいるって知ってた?

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秋に登場するからアキアカネなのかなって思っていたのですが、実はナツアカネも存在するのを知っていましたか?しかも、ナツアカネの見た目はアキアカネと同じ黄色から赤になる種類で、アキアカネと混ざって飛んでる事もあるらしいので、一般人には目視で区別するのは無理!

アキアカネとナツアカネで何が違うのかと比べて見ても、大した違いは無いのだそうですよ。ただ、生態の部分で違うと言えば、、アキアカネはトンボになったら暑さを避けて山の方に避難する。ナツアカネはそのまま生まれた地で生活をしている。という点のようです。

夏場に田んぼなどで黄色のトンボを捕まえてみて、アキアカネっぽいなと判断できたなら、いやいやこの季節にアキアカネは田んぼにおらんよ~・・・こいつはナツアカネだ!!!!!という感じで気付けると思います。


フリーから使ったアキアカネの写真も、実はナツアカネの可能性大あり!

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