Foundations of Esoterism: Lecture 22

人はなぜ死ぬのか?今、私たちがそう呼んでいる過程は、私たちの成り立ちに深く関係している。

私たちの中にはカーネルと呼ばれるmonad(モナッド、ソウル、魂)の核のようなものがある。桃の種のような部分。それはそれぞれの世界で違う様相をしている。もし、意識がずっとあったら死を迎えることはない。それでは意識はどのように消え、また回復するのか。

まず、人はアストラル体の集合体だったが完全にそれぞれは分かれていた。薄いアストラルの空気の層の中のブラックベリーのよう。そこには低次と高次があり、モナッドはアストラル体を定着できなかった。そこで本能と情熱が最初に吹き込まれた。不要なものを捨てモナッドはそこに入っていった。不要なものはそこで剝ぎ取られ外側のアストラル体はもっと濃いアストラル層に飲み込まれていった。

こうして2種類のアストラル体が生まれたのだ。高次と低次の分離は進み、やがて低次の存在が高次のモナッドを外部から影響するようになった。そして更に複雑化していった。

やがて外側のイメージは合わせ鏡となり、それが力となってモナッドはより高尚になり、アストラル体は更に浄化していった。モナッドの内側にあったものが表面化していったのだ。

不要なアストラル体は更に低次へ、必要なものは更に高次へ...。

レムリア期には更に進み、ちょうどその中間で結実した。

そしてここで新世界との新しい関係が始まった。カルマの創造だ。最初はアストラル体の浄化にはじまり、今は行動によって創造されるカルマ。無からの創造。この新しい関係はモナッドに影響を与え、更にはその新しいカーネル(核)を形成していった。

人は実りのあるものとなり転生を続けた。

我々はカルマによって意志を持ち続け、行動を起こしそしてまた新しいカルマに向かって行動を起こす…。

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