夏休み飛行機に乗ってみた Vol.6

Hello, みろろんです。天気が変わりつつ過ごしやすいイギリスからお届けしています。

さて、番外編をはさみましたが、日本からイギリスに戻るお話をしたいと思います。前回はこちら。


オランダがイギリスの隔離地域に指定されたため、往復で予約していたKLMオランダ航空に乗るのをあきらめた私と子供。

隔離指定されていない地域を探し飛行機を探しました。ハズが韓国経由のアシアナ航空を薦めてきました。

実はむかーし、アシアナ航空には2回ほど乗っていました。ロンドンからソウル直行、その後1時間ほどで日本に着くためです。

しかし生後6か月の赤ちゃんとハズで乗ったアシアナは最悪の思い出しかないのです。(ここから回想)

ロンドンから韓国へはスムースでした。インチョン空港ではいろいろなものが免税にあり、しかも韓国人に大人気の息子。どこにいっても

「かわいい赤ちゃんですねー!」

とお菓子までくれるくらい。

しかし、乗り継ぎは・・・。

韓国は北朝鮮と緊張状態であるため、乗り継ぎでももう一度セキュリティー(荷物検査)を通らなくてはなりません。

運が悪かったのかその時私たちが到着したとき、その検査が激コミだったのです。列の後ろに並んでいた私たちは歩いて5分ほどの別の検査場に行くように促されました。私たちはてくてく歩いてゲートの反対側へ。私は抱っこひもだったので重さ倍増。

いざ検査場につくと誰も係員がいない・・。

大蛇の列をなす私たちトランスファーの人たち。

そこに中国人らしき人が団体で来ました。(言葉で判断)

そして私たちの間に割り込みます。。。

私たちは必死に抵抗。

「列を守れ!」

ハズも大声で叫びます。私は子供をスリングに入れていて押されるとつらい・・。

オーストラリアからの便だったのかオーストラリア人もちらほら。(アクセントから判断)

「こいつら横入りスゲーな」in English

うんうんうなずく私たち。

刻一刻と日本便の時間がせまります。しかしまだ検査場は誰も人がいません。

通常なら何々便の方ーとアナウンスや案内があるのですが、ここではなし。

さらに到着人ともみくちゃに。もはや列なんかないに等しい。

それでもまわりの日本人は

「私たちはまだ時間があるからあなた先に行きなさい」

と私たちを通してくれました。

それでもまわりからくる外国人。。

赤ちゃんも泣きだします・・。(押されて潰されそう・・)

いかにも機械的に荷物検査をする韓国人に夫もキレました。

「名前をいえ!後で訴えてやる!」

私のハズは普段絶対キレない人です。その人がそこまで言ったのです・・・。

それでも無視して荷物検査を通り、ゲートまで行くと・・・

飛行機は出発しました

無常なアナウンス。係員も荷物検査は国のことなので責任は飛行機会社にはないと。

結局インチョン空港でおむつもない赤ちゃんと一夜を明かしたことが。

そんな悪夢がよみがえりました。



それでも私は仕事があるし、子供は6か月ぶりの新学年の学期を休むのは嫌だ、ということでKLMのチケットを捨て(払い戻しはされませんでした)チケット買いなおし。

台風が日本に近づいている報道も。帰国日が近くなるにつれまた不安が。

飛行機飛ばなかったら・・。乗り遅れたら・・・。さらに実費で片道チケットを購入している私たちにはヤキモキする時間でした。


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