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【一駅日記】戻らぬように ー 2023.01.18

帰りの電車一駅分の時間で、一日を認める一駅日記。


お腹が痛い。腰も痛い。血も出たし。

そして。

なにより。

お腹が痛い。


2022年の今頃、前職で働いてた私は急性胃腸炎で入院をしていて、てっきりストレスが原因だとばかり思っていたのだけど
これはもしやストレスではないのか…?と思い始めている。

それか、また今ストレスでやられてる…?


昔から会議中に抜け出せないタイプの人間である私は、
死にそうになりながら、一人だけ汗だくになりながら会議を乗り越えるという無駄に体力を使うイベントを今日だけで二本乗りこなした。
体力の無駄遣いがすぎる。


彼女にヘルプを求めてビオフェルミンを買いに走るお昼休み。
ビオフェルミンを買う日がくるなんて思いもせず。
だけど、今の私は去年までの私とは一味違う。

ビオフェルミンと一緒に、漢方もレジに運ぶ。

処方箋のおかげで漢方の効き目をよく知っているのだ。

頼む、頼む。
ビオフェルミンと漢方。
頼む。入院生活には戻りたくない。




明日は打ち合わせが二つほど。

ずーっと憧れていたクライアントとの打ち合わせが一つ。
もう一つは、今日、急遽参加が決まった打ち合わせ。


憧れの相手に明日、初めてプレゼンをするわけですが、
もう、憧れを持っていちゃいけないというジレンマを楽しんでいる、ファン最終日。

もうきっと、ただのファンには戻れない。


今の職場に来て、11ヶ月くらい経過。
人って本当に不思議で、考え方で世界がどうとでも変わる。

年を明けてから、一気に仕事との向き合い方が楽になった。
何かがあったわけじゃない。
あえてその何かを探すとすると、2023年になった。
ただそれだけのことで、肩の荷がすーっと降りた。

手の抜くポイント、気を引き締めるポイントが分かってきた。

何年かぶりに教科書を開いて、当時分からなかった部分が何故だか分かるようになってる時の感覚に近い。

経験値は何にも勝る。

これで、私も少しはゆっくり仕事ができるはずだ。



なんて、わけもなく。
忘れてました、うちはベンチャーでした。
落ち着いたらやってくるのは新たな案件。
明日から、新たな案件に関わることに。

でもね、でもね。
上司が頼ってくれていることが分かるこの感覚はとても好きで、自己肯定感が上がるのでした。

同時にぶち上がる責任感というものもあって。
これを乗りこなして一つずつ実績をつくっていこう。
そんなことを考えながら、新しく入社した後輩の明日のタスクに思いを巡らす。
もう、新米の頃には戻れない。


明日の会議中はお腹大人しくしていてくれますように。



今日はずっと真夜中でいいのに。「眩しいDNAだけ」とともに。

無駄を楽しむ勇気がなくて
物語るために罵るね
変なところ 正直だって
そっちの方が楽だから
鍵閉め忘れたみたいに君失っても
もう何も悟れないよ
笑って


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