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〈展示会のきろく✍️〉 良品には、わけがある。展

ぽかぽか日和。
だんだん春めいてきましたね🌸
その知らせなのか強風が、、
洗濯物が飛ばされていないかが気がかりで。


さて、🧺
本日はこちらにお邪魔してきました。

会場: 無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1


気づいたら立ち寄っちゃう、無印良品
気がつけばなんでも揃えちゃう、無印良品

私の生活の一部といっても過言でない存在です。
いつもお世話になってます。

大好き無印さん、おもしろい展示会を開催してくださりました!

…無印良品を構成する基本の思想は「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」の3つです。それが普遍性を持って伝播していくように、それぞれ商品の「わけ」をキャッチコピーとして商品タグに込めています。…
本展では、長年にわたり無印良品のタグコピーに携わってきた徳永美由紀の仕事に焦点をあてます。…

ATELIER MUJI ホームページより、一部引用


あまりにも自然で、主張がない。
そのキャッチコピーにあえて焦点をあてる。
”「わけ」を存分に堪能できる”、を叶えた場所。

おもしろくて美しい言葉に貪欲な人たちに向けた、
まるで私たちnoterに向けた作品展なのです。



それでは、少しご紹介を。
会場の雰囲気。

遊び心まんさい!
文字とモノと色と、デザインの可能性♾️


大きいものも小さいものも
ひとつの大事な作品。


休憩用のソファが無印のベット。
これ、くっすとポイント。




私のお気に入りたち。

いつも履いてる靴下。
「チェコ」「おばあちゃん」「手編み」…
心くすぐられる魔法ワード多発!
ふきんが直角にくっついてる!
人をダメにするソファ(過去に経験有)。
いつものもしもセット
いつものもしもセット
リズムが楽しいので、2回言ってしまった。
もしもセットさんの次にこちらの作品。
リュックに防災用品を備えてね、というメッセージ性。
「肩」「肩」「肩」「重」「楽」と頭文字が続く。
「楽」を求めた、つくり手の執念を感じる。



最近は、「、」とか「。」とかあんまり使わないのかな。よく皆さんの記事でもお見かけする内容です。私は、この句読点と呼ばれるものが、好きです。乱用してます。

「余白」が大事って、何かというじゃないですか。

文字も一緒だと思うんです。
想いを込められた文章に、正しい句読点を打つというのが一般的。

だけど、あえて、ここで。

余白を持たせる。

そうすると、”その人らしさ”が急にあらわれる。
そんな文章がわたしは好きですね。

・・

とある日本語を勉強しているフランス人が言いました。
日本語は「かわいい」と。

「かわいいとは?」と問うと、

「ひらがな、カタカナ、漢字。いろんな言葉が入り混じっておもしろいし、見ていてかわいい。」と。

ぱーっと心が温かくなりました。
嬉しくなりました。
感謝の気持ちでいっぱいになりました。

日本語を勉強している彼女へ
日本語を母国語としている私へ

愛着と尊敬の念が、芽生えました。


私はいくつかの言語を話します。
外国語を話すことも好きですが、
でも、やっぱり、日本語が一番好きです。

わざとひらがなを使ってみたり、
わざと古めかしいワードを遣ってみたり、
わざと句読点を抜いたり、乱用したり、、

そこには言葉では語らない、“ニュアンス”が見え隠れしているのです。

そんなこともぜんぶ引っくるめて、
とても奥ゆかしい、言語だと私は思います。

・・・

日々の暮らしに寄り添う、無印良品。

良品には、「わけ」がある。

愛しいそのモノを、こうして愛でる機会を与えてくれた展示会。
みなさんもぜひ、お買い物がてら立ち寄ってみてください^^♪


______________________

*詳細*

◾️良品には、わけがある。展 無印良品  - 徳永美由紀の仕事 -
会場:無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1 入場無料
営業時間:11:00-21:00
開催期間:2024年2月2日(金)ー 3月25日(月)


同じフロアで、こちらの展示会も開催中です。
◾️ものたちの誰彼(たそがれ) 展
会場:無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery2 入場無料
営業時間:11:00-21:00
開催期間:2024年2月2日(金) ー 3月25日(月)


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