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名前も知らなかったけれど

今日届いた雑誌。
ポストの封筒を見て、なんだっけ?となる。
封筒を開けて、あーそうそう、と思う。こんな雑誌名だったんだー、と初めて知る。

Facebookでどなたかがシェアした記事か何かを見たんだ。なんか日本橋で始まるおもしろそうな屋台プロジェクトの記事。そこから潜っていったらこの雑誌に辿り着き、気がついたらポチってて。

死について常々考えていたし、谷川俊太郎という文字が目に飛び込んできたし、そして小屋という大好きなアイテムが載っているという三点だけで、即購入手続きを取っていたのだった。

1,800円というなかなかのお値段。
現物の大きさは、想像していたものよりはるかに小ぶりで新書サイズ。
だけど大満足の内容!
これだよこれ!という感じです!

そして…
今日は、選書仕事で4時間も書店内をうろうろできた。仕事でこんなにいい目をみて良いのだろうか?と、ほとんど涙目で幸福感に浸っていた。

魅力的なたくさんの本、そしてたくさんのお客さん。
「あなたは何を買うんですか?」と話しかけそうになってしまう(笑)。

まだまだ紙の本は人々を惹きつけて止まないと思えた。
背表紙を眺めているだけで、POPを見ているだけで、本に詰まっている未だ見ぬ世界を想像して胸が踊る。

それに、洋書売り場で嗅ぐあの匂いは、タダで、一瞬にして、外国の本屋さんに居る気分にさせてくれるし(安上がりな女)。

「いやー、本って、本当にいいもんですねぇ」と、水野晴郎が心の中で言いました。

#YADOKARI #月極本 #書店 #本屋