見出し画像

年の瀬 名作劇場

『かさじぞう』と『まっちうりの少女』。どちらも貧しい主人公の、大晦日のおはなしだ。
老夫婦には幸せな正月が訪れるが、少女は凍えて天に召されてしまう。
今日は2年生に、どちらかの紙芝居を読もうと思った。

自分は小学1年生の学芸会で、『マッチ売りの少女』をやった(役は通行人A)。 

よくこんな劇を1年生にやらせたよなぁ。

今どきの学芸会で、ハッピーエンドじゃない劇なんてやるだろうか?見たことない。
世の無情や理不尽さを思い知らせるような物語には、あまり触れないで育っているのかもなぁ。
お茶の間の家族団らんタイム、ネロ少年の最後に悔しくて悲しくて歯噛みした幼い日が蘇る。
よし、『まっちうり…』を熱演して、悲劇を味わってもらおうじゃないか!と意気込んで準備していたのだが…。
「すいませーん、作文が終わった子から行かせまーす」という先生の無情な声が…(泣)
#紙芝居 #子ども