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母の日のおくつろぎ

昼間っから一人白ワインなぞを嗜みつつ、ほろ酔いで読むは

水野敬也著『神様に一番近い動物』

これを読んで、人生を変えてもらおうと思いました。

カバーに使われている紙がエンボス度高くてステキ。帯も同じ材質です。

収録されているのは、

・三びきの子ぶたなう
・お金持ちのすすめ
・宇宙五輪
・役立たずのスター
・スパイダー刑事(デカ)〜カブトムシ殺虫事件〜
・愛沢
・神様に一番近い動物

の七編です。どのタイトルもそそりますよね。

ものすごく軽いです。

これを税込1,500円近く出して購入するのはアリなのか(中年女として)?
という疑問が浮かんでは消えますが、

いいんです!

こういう世界があるのです。
ほっといてください。
結構面白いです。

「小学校高学年から中高生にマンガ以外の活字本を読ませるにはどうしたら良いのか?」
ということを日夜研究しているワタクシにとっては、この資料は格好の研究材料であります。
『夢をかなえるゾウ』だって、シリーズ2までは息子に読んで聞かせていた不甲斐ないこのワタクシにとって…。

本の魅力を語る言葉の一つに「サクサク読める」というものがあります。
水野敬也氏の作品ほどサクサク読める本はないのじゃないか?
特に、心地よい風吹く晴れた5月の日曜日、昼間っから酒をかっくらう中年女にこれほど合う本もそうないだろうと思われます。

#読書 #水野敬也 #神様に一番近い動物