見出し画像

関電は太陽光発電の出力制御をしているGWに、大飯原発3号機の本格運転を開始した!!

関西電力は5月2日、大飯原発3号機の本格運転を始めました。一方で関電管内では5月2日も3日も出力制御をしています。なぜこんな電気が余っているGWに、運転し始めたら100%出力のまま調整できない原発の営業運転を開始するのでしょうか。

関電初の出力制御

関電は昨年の6月4日に初の出力制御の通知をだしました。

引用:関西電力子会社の関西電力送配電(大阪市)は4日、太陽光と風力の発電事業者に対し発電の一時停止を求める「出力制御」を実施した。休日で工場などの電力使用量が少なくなる一方、好天で太陽光の発電量が増加し、電力が余剰となる可能性があったため。同社が太陽光・風力で出力制御を行うのは初めてとなる。

2023年度は6回実施

関西電力送配電のHPで再エネ出力制御等の情報公開のページをみると、2023年度の関電管内の出力制御は6月4日、7月2日、10月15日、29日、3月30日、31日の合計6回となっています。

2024年度はすでに5月3日までで9回

2024年度は4月7日、10日、13日、14日、17日、25日、28日、5月2日、3日とすでに9回実施されており、4日、5日も実施が予定されています。
そして同じ5月2日、関電は大飯原発3号機を本格運転を開始しました。そもそも原発の再稼働には反対ですが、せめてGWが終わるのを待って本格運転に入るべきではないでしょうか。原発の稼働率しか考えていないような関電の稼働計画には怒りしかありません。

オンボロ原発で金儲け ええ加減にせい🤬


*タイトル画像は 資源エネ庁のHP 「なるほど!グリッド」 出力制御について より https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/grid/08_syuturyokuseigyo.html

*大飯発電所3号機の本格運転再開についてhttps://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2024/pdf/20240502_1j.pdf

*すみません。関電の出力制御のエクセルの表の見方が間違っており、出力制御の回数に誤りがありましたので訂正しました。
2023年度は本文に書いたように計6回でした。
2024年度は4月7日、10日、13日、17日、25日、28日、5月2日、3日、4日、5日、10日、11日、14日、18日、21日、25日で17回実施しています。(5月26日現在のデータです)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?