何にお金をかけるか。
生き方というか考え方が表れる。

例えば車を単なる移動手段としか考えないなら、国産軽、何なら中古でよろしかろう。
状態良くてもうん十万あれば買えるわな。

車が大好き、時間もお金も全てつぎ込んでも惜しくない、って人はたくさんいる。
家買えるくらいの車乗ってる人いるよね。

オーディオ(死語？)なんかもそうよね。
昔のパソコンとかもそうだったか。
衣服、食事、書籍……例をあげればキリがない。

まぁ食事は高くなくてもちゃんとした方が(健康に差し障るので)いいよ？とは思うが、これだってその人の「考え方」「生き方」だからなぁ。

ベンツ乗ってるけど食事はファストフードでいい、みたいな人もいるよな。
お金が無いわけではなく、「そこにお鐘をかける意味を見いだせない」んだろうねぇ。

その段でいくと、私は多分一生美容院に行かないまま人生を終える気がしている。
美容院どころか、普通の理髪店もいつから行ってないだろうか？

1k散髪(まぁ今はもうどこも1000円ではないけど)が広がってきたのはいつからだろう。
初めて行った時「あ、もうこれで……いや、これがいいや」と凄く納得したのを覚えている。

……私のことをよく知ってる人は「その毛量だからだろ？w」って思うかもしれん。
まぁそれを否定はしないがそれだけでは無いよ！

子供の頃はもちろん理髪店に行っていた(いわゆる「散髪屋さん」)。
散髪そのものより待合で読む漫画や雑誌が楽しかった。
なので空いてると不満だった(笑)。

中高生になるとあの待つ時間が非常に無駄に思えてきた。
また、大学生になると髭を剃ってくれたのだが、肌があまり強くない私的には終わった後ヒリヒリして困った(断ればいいのだが損する気がして我慢してた。ケチ臭いw)。

そんなこんなで出会った1k散髪。
切るだけ、10分(実際はもう少し長い)。
混んでたら別の店に行けばいい(というか事前に調べられる)。
コスパ、タイパって言葉(はあまり好きでは無いけど)が流行る前からまさにその先端を行ってた感ある(褒めすぎか？)。

もっとも、同じ店でも人がコロコロ変わるし、そもそも気に入った人がいてもその人に当たるとは限らない難はある(普通は指名できない)。

まぁでも私の頭なら誰がしたところでそう仕上がりに差は無いので(結局毛量かよw)、何の問題もないから「どこでもいつでも誰にでも」やってもらえる1k散髪で十分だし、だからこそ万単位(だよね？知らんけど)かけて美容院行くことは恐らくこの先もなかろう。

もちろん美容院に行けば素晴らしいサービスが受けられる(そして恐らく私程度の毛量でも仕上がりは別物であろう)ことは想像できるけど、そこにお金かけるのはな……って躊躇う、というかそもそも選択肢にない。

毛量少ない人専門に手がけたい美容師さんの卵とかいたら特別にカットモデルしてあげてもいいけど？(何故か上から目線←)

最近は1k散髪でもオプションで指名できたり、シャンプーしてくれたりするところも出てきた。
家の最寄り駅が2つあって、両方とも大手チェーン(Q*ハウス)だったが、片方が最近別フランチャイズになって、そこが正に指名やシャンプーを取り入れている。

指名は別に要らんけど、シャンプーはいちど体験してみてもいいかな……って思う。
てか前初めて行った時、次使えるシャンプータダ券もらったしw

1k散髪だと(原則)担当を選べない、からこそ、「当たり」の人に当たった時の多幸感たるや(大げさ)。
こないだまさにそれだった。
物腰柔らかな紳士でカット技術も良く大変満足だった。

シャンプーやパーマ液がどうしても体質的に合わなくて(あるいはお肌とかが悪化して)、1k散髪に転職される方もいるとどこかで4だことがある。

そういう方に当たったのかもしれない。