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【詩のようなもの】叶うなら

流れを妨げないように
片隅で立ち止まる

ふいに湧き起こる
はじまりとおわりの感覚

こういうのはやめたいな

平日休みで街を歩いたら
居心地が悪くてすぐに部屋へ戻る
他人の視線を気にし過ぎる

なにより
夢の中でも働くのはやめたい

誰も気にしてなんかいない
みんな自分のことだけで精一杯

それが性質たちというのなら
やめることから考える
“自分らしく”をやめて願えば
無給の夢とさよならできるかな