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Fieldwork フィールドワーク

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書き下ろしの新作を含め、折々に書かれた書籍未収録のテキストをご紹介します。お楽しみに〜!
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記事一覧

23年春 身体の春は半月ほど早く進んでいます / 3〜5月ワークショップの予定

春の身体の反応が半月ほど早く展開しています。2月の中旬には、右側だけでなく左の骨盤もゆる…

22年2-3月 身がまま整体ワークショップ  水ぬるみ〜骨盤ゆるむ〜 春〜

「一番寒い」ともいえる2月の初旬、春の胎動がすでに始まっています。 春になると頭蓋骨も骨…

2022年後半〜23年初 身体の”野生軸”を再起動する

2022年後半の身体動向 2020年2月、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で新型コロナの感染…

2023年 “温まる身体”になるー厳冬期の対処

最も寒い時季、身体は内側から能動的に温まろうとします。とくに冷えやすい足元、内踝の下は冷…

2022年前半の身体動向 激流に乗る身のこなし

2022年前半の身体動向  激流に乗る身のこなし 今春2月から梅雨6月にかけての整体現場での身…

2021~22年初の動向 ーー 身体の潮流が変わる

骨盤がゆるみやすい傾向、2021年の夏以降も秋から冬、年が明けても続いています。個人的反応と…

コロナ下、2度目の夏 ーー 骨盤が動く

コロナ禍も1年半経過し、年齢、健康状態、職業など、人それぞれ置かれた状況、生活信条の違いによって、マスクやワクチン、さらにはオリンピックに対する考え方にも断絶が生まれています。 たとえば冷房の温度設定で、暑がりな人、寒がりな人のあいだに互いに分かり合えない壁があるのと同じように、身近な人同士のあいだでも、コロナ禍の中での考え方や行動に断絶が起きています。 いま世界中で起きている気候変動も、パンデミックについても、今このすぐ先に何が起きるのか、専門家も含めて誰も予測がつかな

2021年 春 コロナ環境下で…みぞおちの表情が…今ひとつ煮え切らない

昨年(2020年)の春は「コロナショック」による身心の緊張で、例年の春のような骨盤のゆるみも…

コロナ禍中の身体 その2 ーー 身体はどう応えているのか

”コロナ禍中”の身構え” コロナ禍 ” の環境の中、どこに行っても、家にいても、透明なアク…

コロナ禍中の身体 その1ーー 中間報告

スペイン風邪の100年前と比べて、いったい、身心の何が同じで何が違うのか 100年前といえば、…

「空間身体学」宣言

田畑さんと片山の間でとりまとめた「空間身体学」骨子です。 ・空間に対して広がりを持つ存在…

『呼吸をふわっと整える』 セルフ・ライナーノーツ その5

<呼>と<吸>のあいだに、落ちる 呼吸は身心のコンディションの最高の指標であり、深くなめ…

『呼吸をふわっと整える』 セルフ・ライナーノーツ その4

深い呼吸とは長い呼吸か? ―― 整体の現場のリアル 深い呼吸とは<呼>と<吸>の間でゆるみ…

『呼吸をふわっと整える』 セルフ・ライナーノーツ その3

それでも気になる<呼>と<吸>のあいだ 決定的な身体の変化の瞬間は目に見えませんが、呼吸が変わり、深くなっていくのは誰でも目の当たりにできます。基本的には先ず呼吸の<吸>が大きくなり、続いて<呼>がだんだん長く深くなって、<呼>と<吸>のあいだがゆったりとする。 そうなるとすでに身体は変わっています。身体に触れて揺らしてみると、柔らかく軽くなっているのが分かります。 息が合えばいいのです。“ 息が合う ” と、身体は能動的に自ら最適なバランスを生んでいきます。つまり整体とは