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Mamiy23であそぼう

先日手に入れたMamiya23ですが、以前所有していたMamiya Universal Pressとは違ったことを色々と試してみようと思いまして。

まず、フィルムバックについてですが、こちらは基本6x9フォーマットで撮影するよう設計されています。
一部6x7フォーマットの品もあったりはしますが、デフォルトでは露光面のサイズは6x9です。

ただ、今回手に入れたMamiy23に取り付けられていたフィルムバックは

こんな感じで、
・巻き上げ機構はダイヤル操作
・6x4.5、6x6、6x9それぞれのカウンタ表示窓が用意されてる
といった品になっています。

ただ、露光面は6x9のサイズになってまして、実質使うのは6x9だけ、といった状態です。

あれ、これひょっとしたらそれぞれのサイズのマスク作ってやれば、6x4.5とか6x6でも撮れるんでは?

と思いついて、3Dプリンターでマスクを作ってみました。

上が6x6用、下が6x4.5用です

こちらはただ露光面の段差にはめ込むだけなので、実際に使う時にはフィルムホルダーに取り付けてマステなどで固定します

実際に撮ってみたネガは

こんな具合です。
コマ間がほぼゼロになってしまいましたw

ちょっとマスクのサイズを調整しないといけないですが、実用には問題なさそうです。

写りはバッチリでした

こちらはMamiya SEKOR150mm F5.6にILFORD FP4 Plusの組み合わせで撮影しました。

桜が満開の原爆公園
前日の雨でちょっと増水気味の浦上川

6x9フォーマットを半分にしたサイズの6x4.5で、普通に撮ると縦構図になります。
ファインダーは6x9フォーマットのままですので、どこからどこまでが撮影されるかは「だいたいこのへんかなー」という勘に頼ったものになります。

ただ、写りそのものはかなり満足のいくもので、少しの工夫で十分実用に耐えるものになってくれます。
マミヤSEKORの精緻な写りをいろいろなフォーマットで楽しめそうなので、これからマミヤ23の出番は増えそうです。

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