no.10 関ヶ原と初雪「大垣〜米原」

大垣から米原

岐阜県と滋賀県を結ぶ線路だ

これだけ聞くと、名古屋とか大阪を走る東海道線よりも影が薄そうだけども、実は重要でかつ印象的に残ってる区間だ

というか、横浜からやってきてまだまだ東海道線は続く

東海道線は長い、偉大だ

線路は東京駅から始まり大阪まで繋ぐ

つい数年前、上野東京ラインというものができ、高崎・宇都宮から東京に行きやすくなった。東海道線が繋がったのである

そういう意味でも、東海道線ってすごい

東海道線を基軸に、本州の線路を繋げている

そして、九州も下関〜小倉間（これから行くところ）で繋がっている

貨物電車で言えば、北海道も青森と繋がっている

北海道新幹線の区間を通れば、青森から函館まで行くことができる

よは、線路は日本中を繋いでるのだ

本当にすごい

そして、それを1番体感できるのが今回の1日目の旅

ぜひ、線路はどこまでも続くのだなという気持ちで見届けてほしい

そんなわけで、大垣から米原

この区間は、1時間当たりの本数が東海道線の中でも著しく少なく、たくさんの乗客が乗っていた

だから、座ることができず、立つことに

ただ、ドア付近を確保することはできたため、ドアの奥に見える景色を堪能していた

大垣を過ぎて、トンネルをくぐる

すると、まさに「トンネルを越えた先は、白銀の世界」だった

いやまて、白銀ってなんだ

白は伝わる、けれど銀の要素はなんなのだろう

さておき

雪景色が広がっていた

あ、申し遅れたが私は普段は北海道に生息している

帰省の関係で雪は1ヶ月みていなかった

その中で久しぶりに見た雪景色が岐阜県だった

ただ、先程まで雪1つもない快晴だったもので、とてもとても驚いた

ちなみに雪景色が見えたのは、戦国時代といえば、関ヶ原だった

関ヶ原駅は、平野が広がっていた

いかにも戦場という感じ

ここに、雪景色が広がっていたのだ

奥を見渡しても雪

かなり遠くに家がある

そんな記憶があった

いつかは、ここを降りて観光でもしてみたいなと

普通電車の面白いところって、通るつもりのない駅も通れるところである

今回の関ヶ原みたいに、何気なく通りまた行ってみようってなる

すると、旅行の行きたいリストに関ヶ原が加わる

旅行すればするほど行きたいところが増える

さらに、飛行機や特急に比べて、普通電車は巡り合う景色が多い

通過するだけ、景色も通過してしまう。見逃してしまう。

自分はそう思っている

だから、あえて普通電車で時間をかけて旅するのも良いのではないか

時間をかけるだけ、得られるもの、目に見えるものが多い

ただ時間を浪費しているだけではないと思う

ただ安いからという理由だけで普通電車を選ぶわけではないと思う

書けば書くほど、普通電車の魅力に水から浸っている気がする

ー

少し脱線したが、関ヶ原を過ぎ、しばらく雪景色

日本って狭いのに、気候が多様なのがとても面白い

意外と、日本に何十年も住んでいても、各地の気候って分からないことが多いと思う

たしかに、ずっと同じ場所にいても

北海道の中でも旭川はとてつもなく寒い

新潟は、よく雨が降る

沖縄は、1年通して暑い

これくらいは分かるだろう

ただ、北海道の最北端の稚内が日本で1番寒いわけではないし

九州の中でも暖かい地域とそうでない地域が別れたり

雪が降ると思われる地方の中でも、よく降るところとそうでもないところがあったり

これって、ずっと同じ場所にいてもわからない

旅を通じて、気候の発見ができるのもとても楽しい要素の1つだと思う

そんなことを思いながらユラユラと

だんだんと別れていた新幹線の姿が見えてきた

東海道線は、東海道新幹線と並走しているように見えるけど

離れたり近づいたり

なんだか、どちらにもN極の磁石でもついているのではないかという気がしてくる

近づいたと思ったら、すぐ遠くに行く

お互い仲良くやってよ。なんてどうしようもないことを思ってしまった

ただ、今回は東海道新幹線が近づいてきた

これは、大きな駅があるサイン

そう

米原駅に到着した

米原駅は、滋賀県

もう関西の中心地もあと少し

ようやく日本の半分あたりに差し掛かった

ただ、半分ということは、あともう半分ある

まだまだ旅路は続くけれど、遠くにきた感じがして、やっと旅をしている実感が湧いてきた

青春18きっぷをうまく活用してるなっていう実感

地域によって景色が変わるのがとても面白く、日本って狭いけれど、それぞれの地域に特徴があるのだなって

少し特徴に触れることができ、もっともっと知りたいと思うようになった

ちなみに今書いている旅は、1年前の話だ

あれから一年、今

どれだけ日本のことを知れているのか

もちろん知らないことはまだまだたくさんある

けれど、1年前よりも色んなことを知れているし、間違いなく今書いている旅が今この瞬間の生き方に大きな影響を与えていると思う

だから、まだここに書いてるレールの充電は見えてこないけれど、ぜひ誰か最後まで読んでくれて、旅をしてみようって思って頂けたらものすごく嬉しい

自分もゴールがわからない旅物語を描くのがとても楽しい

そんなわけで、米原からは姫路にゆく

お腹は空っぽ

ただもう少し我慢

姫路に行けば、15分待ちがありお蕎麦を食べることができる

と思っていたが。。。。

まとめ

北海道や旅行に関する記事と動画を貼っておきます！

また、noteも毎日書いてるので、ぜひご覧ください！

最後までご覧頂きありがとうございました！

それでは！また！！