🧠カプリンの右尻通信🍑

【🧠➡️🍑】 右尻通信はカプリンの右脳に溜まったアイデアが臨界点に達するとき右尻から放…

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【🧠➡️🍑】 右尻通信はカプリンの右脳に溜まったアイデアが臨界点に達するとき右尻から放たれる、ハイパーメディア通信です。 📸→instagram.com/saulkaplin 🧵→threads.net/@saulkaplin

最近の記事

"バーベンハイマー"する為に韓国でオッペンハイマー(2023)を観たのはなし

日本では"バーベンハイマー"(2023年の夏映画、グレタ・ガーウィッグの"バービー"とクリストファー・ノーランの"オッペンハイマー"を梯子して楽しむこと)が叶わないことはわかっていた。 ノーランのビッグネームが付いていようが、原子爆弾の産みの親というセンシティブな内容の映画は、夏に堂々公開なんてする訳ない上に、日本での公開情報がゼロだったので、冬にこっそり公開するんじゃないのかなというのが普通の感覚だった。(23年11月現在も情報は無し。アマプラでは11/21配信予定!)

    • 別にフェミだけじゃないのよ -バービー(2023)と"バーベンハイマー"の反応から見る、現代社会の縮図のはなし

      久々の投稿です。 コロナ渦中にほぼ誰もいない映画館上映を経験してからというもの、映画を見ては感想をオーディオや文章で表現してきました。普段の生活の時間を切り盛りして、特に目標もなく続けてきたので統一感もない一方、自己表現の一種として今に至ります。また、何でも前情報無しで体験したがるのは渡私の癖で、その時の体験、世間のリアクションを追って書くのでめちゃくちゃ遅筆です。この夏の一大イベントになると確信していたこの映画の感想もだいぶ周回遅れで発信します。 *ネタバレを含みます。

      • "ブラック・ミラー(2010–)" シーズン6をざっくりレビューするのはなし

        前回、"ブラック・ミラー(2010–)"の原作者チャーリー・ブルッカーについてめちゃくちゃ真面目に語るに語ったので、待望のシーズン6についてゆるーくレビューします。*ネタバレを含みます。 "Joan Is Awful / ジョーンはひどい人" -★★☆☆☆ アリー・パンキウ監督。めっちゃくちゃ微妙な出だしで正直「シーズン6大丈夫か?」とまで思ってしまったほど中途半端な出来栄えのエピソード。 サルマ・ハエック(なんでタートルズのエイプリルみたいな格好してるかは謎)がジョー

        • 誰もが"ブラック・ミラー"を語り、誰も原作者について語らないはなし

          2010年中旬、私はイギリスの田舎でグラフィックデザインを学んでいた。英語が拙く、発音を聞き取ってもらえない自分は、NHKでシーズン2までしか放送しなかった"(新)ドクター・フー(2005–)"や"SHERLOCK/シャーロック(2010–17)"を追いながら、テナントやカンバーバッチの発音を真似た。当時は"ダウントン・アビー(2010–15)"も視聴していたが、先の2作品や"ブロードチャーチ(2013–17)"のようなSFやミステリーは、英語のニュアンスを理解するには、わか

        "バーベンハイマー"する為に韓国でオッペンハイマー(2023)を観たのはなし

          "怪物(2023)"と邦画の食わず嫌いというおはなし

          邦画は観ない、というか見る習慣がない。 Letterboxdを見返したが、劇場で見たアニメと特撮以外の邦画が一つもない。邦画を見ることに抵抗やハードルを感じていたのかもしれない。アニメと特撮は"娯楽"というカテゴリーとして観てきたが、"劇場に足を運んで邦画を見る"という習慣がなかったからだ。そのせいもあってか日本人監督も知らないし、俳優女優の知識もなく、そもそも芸能界に興味がないこと、俳優ありきの映画が多いのも毛嫌いしている。知人たちと配信で「話題の"ドライブ・マイ・カー(2

          "怪物(2023)"と邦画の食わず嫌いというおはなし

          餅と茶筒と"Everybody, Jump!"のはなし

          東山に行く時は絶対に祇園饅頭に寄る人、ソールです。 初夏を吹っ飛ばしての真夏日かと思いきや、突然に冷え込む天候に体調が振り回されぱなしです。例によって前情報ゼロで知人と向かったのは2023.6.4まで京セラ美術館にて公開、[特別展 跳躍する作り手たち -人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー](長いなオイ)。 デザインジャーナリストの川上典李子の企画監修の元、地球環境/人間社会、歴史/テクノロジーの進化、自然物/人⼯物という広大なテーマの元、アート、デザイ

          餅と茶筒と"Everybody, Jump!"のはなし

          海と空。某イラストレーターを日本のラッセンにしたい人々のはなし

          ラッセンより普通に、クレーが好きのソールです。 誰かに誘われても何も調べず、二つ返事でのこのこ遊びに行くことがあり、何をどこで何をするかすらあやふやな状況でお出かけするのが好きだったりする。よく展覧会に誘ってくれる知人は、前回、神戸にて日本画家、北澤 龍の[ー吉兆の光ー]という展覧会を一緒に見たところ、ご本人に遭遇してお話しが聞けるというサプライズを引き当て、一緒に出歩くといろいろなものを惹きつける楽しい人です。 今回は天満橋のお洒落な宿カフェ、Hotel Noum Os

          海と空。某イラストレーターを日本のラッセンにしたい人々のはなし