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密造酒とタバコで世紀末無双をシュミレーションしてみた

「もし今が混乱期で、生き延びるにはどうしたらいいか?」
というサバイバルな妄想をするのが好きなんだけど、今のところ出てきた答えが
「高品質な酒とタバコをつくること」
という結論に至っている。

もちろん、日本でアルコールの醸造と蒸留、タバコよ加工は法律で禁止されているから決してしてはならない。

この記事はネタ的な要素で楽しんでもらえれば幸いだ。

酒とタバコという嗜好品は、中毒性はあるものの、他の農作物や食品と違って生命維持のためには必要ないので有事の際には真っ先に作ることを規制されるものだ。

つまり、需要はあるがすぐに規制させる対象とも言い換えることが出来る。


そして酒とタバコというものは意外にも作ることが簡単。

度数は低いものになるが、酒の場合は糖分のあるものに自然界の酵母を添加すれば勝手にアルコールは発生する。
もっと度数を上げたければ蒸留をすれば良い。
中学校の理科の授業で学ぶレベルの装置で十分だ。
ちなみにここでじゃがいもや小麦を主原料にするとウォッカに、
ぶどうを主原料にするとブランデーができる。
さらに言えば度数が37.5%以上のスピリッツにジュニパーベリー漬け込むとジンができる。
ジュパーベリーはヒノキの仲間である「セイヨウネズ」から取れる実なので、日本でも栽培は可能だ。


日本酒などの炭水化物から麹を添加して糖化をさせて作る酒は、もろみを作った後に醸造をしなければいけないが、日本酒は日本人の需要が高いのでぜひ抑えておきたい。

どぶろくは作るのは簡単だ。米を蒸した後に水とイースト菌を入れて40度ほどの温度の場所に置いておけば勝手にできる。

塩麹の材料に使われる麹を入れると、もっと本格的なものが出来上がる。ちなみに日本酒は雑菌が繁殖しないように乳酸が多く含まれる酒母というものを使用するが、代わりにカルピスなどでも代用できる。しかし出来上がりはかなり甘くなるだろう。ヨーグルトでも上手く使えるかもしれない。


最後にどぶろくをペーパーフィルターや布でこしてやると清酒の出来上がりだ。このままの状態だと生酒のままで味が落ちるので瓶に入れて熱水で火を通すと火入れ酒ができる。ちなみにできた日本酒を蒸留すれば米焼酎になる。

1番簡単なのは、最初から糖度が高いミード(蜂蜜酒)と果実酒、ワインだ。
ほぼ自然発酵する。

タバコの場合も作るのは簡単だ。
ナス科の植物で丈夫な上に、特に加工をしなくても葉を乾燥させた後に丸めるだけで葉巻を作ることができる。

安価に抑えたい場合は、葉を細切れにして藁と混ぜて薄い紙に巻くといわゆる紙巻きたばこになる。
戦時中はシケモクを集めて辞書の紙でタバコを巻き直すのが流行ったそうだ。

また、トマト、ジャガイモ、ナスなどのナス科の植物は微量なニコチンを含んでいるものもあるため、タバコの代用品として使えるのではないかと考えている。


ものを作った後に重要になるのは販路だ。
歴史を振り返ってみても、禁酒法の時代や戦中戦後はヤクザやマフィアが庶民に嗜好品を安価で粗悪品を売りつけている。

ここで反社会的勢力に因縁をつけられたりピンハネをされないためにも、最初から金持ち向けに上質なものを提供していきたい。
供給する相手を厳選することが大切だ。

気に入られて権力者に召し抱えられれば、身の安全を保証されるだけでなくある程度の地位も期待できる。
長いものに巻かれるのは処世術の基本だ。



以上が無料の範囲で書ける範囲の「この世界が世紀末になった時に生き残る方法」だ。

以下の文章は内容が内容なので、そこそこ高額での有料記事になるが、自分でも面白い文章がかけたと思う。
お金が余っていて、バカバカしくて面白い記事を見たい人はぜひ目を通して見て欲しい。

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