一期一会の仕事仲間
仕事終わりに上司との会話にて。「 土曜日はなぜいつもの仕事の日と比べて疲れるのか」「 やっぱり人のせいなのでは」
土曜日は平日と違って応援に来てくれる人たちも若干違う。土曜日というのはそもそも休日であるため 仕事に来たいという人も限られてくる。
また特殊な例として、土曜日だけ応援に来るという人たちもいる。
これら応援に来てくれる人を自分たちの間ではスポットと呼んでいる。簡単に言えば日雇い派遣というイメージ をしてもらえればいい。
（土曜日は特に多いのだが）1日限りしか来ないという人たちはなかなか大変だ。 1日で出来る範囲の仕事を教えすぐに実践させるからだ。
今まで何十人ともこの仕事をしていて、1日限りの人たちと会ってきた。 自分は彼らに仕事を教える側の人間であるが、2回目も来てくれればいいなという淡い期待を持って毎回接している。
接していて思うのが言い方は悪いかもしれないが、当たり外れがある。何と言うか教えていて要領をすぐにつかめる人つかめない人の差が大きいという感じか。
今までの経験上9割以上の人たちには全く問題がない。 ただ残りの1割の人たちと接すると、毎回どうしたものかと頭を悩ませる。
もっと簡単な作業に振り分けるかこのまま教えた仕事をやってもらうか。 この判断は毎回難しい。
個人的にはなるべく外れてもらいたくはないと思っている。 この背景にあるのが自分の経験として要領の悪い側に常に回っていたと思っているからだろう。
自分はこの仕事に入るまでに（イメージとして）ダンボールの箱を作るという作業も不器用すぎてできなかった。
だからこそ要領がすぐにつかめない人たちの気持ちは分かるしなるべくはその仕事をしてもらいたいなと思う。
一期一会の仕事仲間、 2度目ましてを期待しつつ今日も仕事一緒にしてきた。2度目ましてになれればいいな。
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