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「ファクトフルネス」を読む

今日はお休みということで、街を散策。本当はいろいろな行き先の候補を考えていたのだが、テニスの全豪オープンの大坂なおみ選手の試合を全部見ちゃったためにスタートが遅れてしまった。

街を少し散策した後は年明けてからはじめての勉強。1月も中旬が過ぎたあたりの今日というのはややお区切りになっていると思う。

今日読んだのはこれだ。

少し前にTwitterのトレンドに一度上がったぐらい話題になった本で、「ファクトフルネス」という考えをもってみてはどうかという内容だ。今日はまだ2割程度しか読めなかったがとても興味深かった。

突然ですがここでクイズを出します。今世界で最も人が住んでいるのは低所得国、中所得者国、高所得国のうちどれでしょうか。
もう一つ、今現在低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を終了していると思いますか?

人というのは考え方として物事をどうしても悲観的に考えてしまったり、劇となものとして考えるいわば「ドラマチックすぎる世界の見方」というのを本能としてしまっている。

先程出したクイズでも今現在を考えると実は最も多いのは中所得国の人々であり、後者の問いでは実に6割もの方が終了しているそうだ。

世界を考えたときに徐々に良くなってはいるんだろうけど現実としてはまだまだなのではないか。これがいわば「ドラマチックすぎる世界の見方」を象徴している。

この本ではそんな「ドラマチックすぎる世界の見方」から「事実に基づく世界の見方」をしてほしいと訴えている。

具体的に言うと「世界は時を重ねるごとに少しずつ良くなっている。しかし毎年改善されているわけではないし、課題も山積みだ。だが、人類が大いなる進歩を遂げたには間違いない」といった具合だ。

世界規模についてこの本は多く語られがちだが、これを自分目線にスケールを下げて考えることも十分可能だ。

そのときに「ドラマチックすぎる見方」という本能に負けず「事実に基づいた見方」という考え方を常に意識する。これだけで自分の見方も変わるのではないか。これが冒頭にあった「ファクトフルネス」という考え方だ。

本としては全体的に読みやすい。そして読んでいて世界規模な話が語られている中で今の自分にどうやったら置き換えることができるだろうと問いながら読んでいる。

その問いに答えを見つけるためにはまだ時間はかかるが、ポジティブとは違う形で常に自分を位置していきたいと思う。

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#日記   #エッセイ   #ファクトフルネス


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