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400の壁

 毎日更新をするようになって一応なりに気にしている部分がある。その一つが「400」という壁だ。

 400というのは文字数のことで原稿用紙にすると一枚に相当する。せっかくテキストを書くんだからそれぐらいは最低書かないとなぁと思いこの基準を決めているわけだが、調子の良し悪し、またそのときに書くテーマのテンションの高さの違いもあってすぐに突破できる日とそうではない日がある。よし、これで書き終わったーと思って文字数を調べると350前後だったというのはよくある話だ。スタンスとしての憧れを個人的に持っている糸井重里さんの今日のダーリンは本当すごい。毎日あれだけの内容を書いていて文字数もそれなりに持っている。


 ただ毎日書いていて思うのは「400」という文字数は思いのほか短いということに気付かされる。小学生の時とかに感想文やらの文章を書いた時には原稿用紙の終点までが本当に長かった記憶があるのだが、今は毎日この文量を書ける程度には終点までの距離が短くなった。ちなみに余談ではあるが、小学生の頃は本当に原稿用紙に何を書けばいいか分からず居残りして一番最後のギリギリになってようやく書き終わるぐらい文章を書くのが苦手だった。書けるようになったきっかけについては以前書いたが・・・と本来リンクを貼っておきたいところだったが今文章を見ていてあまりにひどいnoteだったので自重しておく。書くネタが思いつかず切羽詰った時に書いたものらしく、さすがにこれはちょっと・・・と思えるひどい内容だったので。こう見ると文章作成能力も少しは上がってきているものなのかもしれない(2ヶ月前比)。


 また読む側にとっても「400」というのは意外と短い。スマホやPCでのスクロールもほどほどに「えっ、ここで終わりなの」というぐらいあっさりしたものに感じられる。また自分の場合の読む文字数については分速でだいたい1000~2000文字ぐらいなので、その計算で言うと30秒ぐらいで読み切ってしまうことになる。そう考えると長いようで結構短い。


 本来は文量よりも内容も気にしなければいけないのだが、こういうところも案外気にしていたりする。ただもちろんのことではあるが内容が伴って初めてこの文量というノルマというか目標に到達しなければならない。蛇足が蛇足を重ねてという文章も意外と面白いのかもしれないが、それはよほどのセンスがいることになるだろう。ちなみに今回のテーマはtake2だ。最初は「広くて狭い世界」なんてものを書こうとしていたどうも勢いがつかなかったので、ネタ帳にしまいこみネタ帳から貯めていたこのネタを引っ張り出しリテイクして今に至る。





#日記 #エッセイ #400 #原稿用紙一枚分に潜む壁

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