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【おさんぽ道楽】<谷保天満宮>梅林横の坂道を下ると静かな水路が続いていました(東京都国立市)

谷保天満宮に梅を見に


先日、国立市の谷保天満宮に梅を見に行ってきました。
こちらには約350本の梅の木が植えられた梅林があります。
毎年2月下旬から3月上旬に「梅まつり」が行われており、
2024年の開催は2月24日(土)・25日(日)です。

谷保天満宮・梅林
(2024-2-19 描)

足を運んだのは2月15日。
折しも東京に春一番が吹いた日で、木々が暴風に揺さぶられ轟々と音をたてていました。

けれど春一番が吹くだけあり、暖かな陽気で、数日前からいっきに開花が進んだとの情報も。

7分咲きくらい?


6分咲き?
(ピントが遠くの枝に当たってしまっています🤭)


先日の日記でもupした写真ですが
こちらだと見頃のようにも。
 
優柔不断で「何分咲き」と断言出来ません😅


イイ感じ咲き

谷保天満宮とは


谷保天満宮
は東日本における天満宮としては最も古く、湯島天神・亀戸天神と並び、関東三天神と称されています。
御祭神は菅原道真公・菅原道武公です。

最寄り駅はJR南武線谷保駅
駅から徒歩3分、甲州街道を渡ればそこには深い緑のお社。

甲州街道の向こうに鳥居
(2024-2-22 描)

鳥居をくぐり参道を少し歩くと、下へ降りる階段が。
階段の下に本殿があります。

降りてきた階段を見上げる
(2024-2-22 描)

階段の下に座牛がいます。(「います」なのかな?)

正面から見ると何とも言えぬ表情。


主を亡くし悲しみに暮れる牛のようです。


本殿にお参りしてから梅林へ向かうのがいつものルート。

本殿の向こう側にはあじさい園もあります。
ちょっとした丘に群生するあじさいは、深い緑の中、野性味のある趣。
梅雨時もオススメです。


くにたち 農の風景 そぞろ歩き


梅林の奥に東屋があります。

向かって左側にちょっとした下り坂があり、宮の外へ抜けられるようになっていました。


こんな感じの坂。
中央道・国立インターが近く、終始車の走行音が響いています。

降りてみましょう。

天満宮に沿うように下り階段が続いています。

谷保駅から見ると天満宮の「向こう側」に降りていく道。
この先に何があるのか、私にとっても未知の世界です。

よし、向こう側へ行ってみましょう。

人様んちの裏庭ではないよね?
ちょっとドキドキ。

民家の間をすり抜ける細い道を進むと、案内板がありました。

くにたち 農の風景 そぞろ歩き

「2013年現在 農の風景は変わる場合があります」と記載があります。
実際近くで工事をしていて、通行止めになっているエリアがありました。
多少不安を感じつつも、「農の風景」を見つけに、案内されている道の一つを進んでみることに。

雨水第二幹線緑道

進んだのは甲州街道とほぼ平行に進む雨水第二幹線緑道

家々の裏手を静かに流れる水路です。


先述したようにこの日は春一番の吹き荒れる日。
平日ということもあってか、道を歩く人影はありません。
スマホ地図で自分の現在地を確認しているといっても、どういう場所に続くのか分からない道を一人歩くのは、少し不安もありました。

けれど道は「田園を貫く小道」風に可愛らしく作り込まれています。
人の手の入っていない荒れた農道ではないのを心の支えに、先へ進みます。


緑生い茂る小路に、時折小さな彩が添えられています。
これは椿のようですね。

こちらはチロリアンランプ。
春一番に煽られ、まさに風前の灯火のようでした。

緑道は日野バイパスとの交差地点へ。

水路はバイパスの下へ潜り込み、歩行者は螺旋階段を上がってバイパスに出ます。
・・・正直、ここは怖かったです。
「動物の遺棄は犯罪」という都心でも時々見かけるポスターがここにも貼られていて、怖さ倍増。
螺旋階段を駆け上がりました。

緑道はバイパスの向こうから南武線西府駅の南側付近まで続いているようです。
私はこの日は「お腹いっぱい」な気分になったので🤭甲州街道に出て、新府中街道を経由し西府駅へ。
この日のお散歩はおしまいです。

🔶お散歩map

※この日は国立駅からお散歩を始めました。

🔸谷保天満宮→雨水第二幹線緑道→日野バイパス:45分
 (少し行ったり来たりしています)
 🔸日野バイパス→甲州街道→新府中街道→西府駅:30分


国立旧駅舎

この日のお散歩は中央線国立駅から始めました。
何を隠そう(笑)上京して最初に住んだ街が国立です。
最寄り駅が国立駅の国分寺市民でした。

「国立」は「くにたち」と読みます。

国立に縁のない方は、たとえば「国立(くにたち)小学校」を「こくりつ小学校」と読むことが多いと思うのですが、ひとたび国立に住むと「国立(こくりつ)競技場」を「くにたち競技場」と読むようになります笑

国立駅の駅舎は赤い三角屋根の可愛らしい建物で、国立のシンボル的存在です。
中央線の高架化に伴い2006年に解体されましたが、2020年に再建されました。

高架化前の国立駅
(2024-2-19 描)

再建された駅舎は、駅改札の前に建てられており、駅舎としては機能していません。

私が住んでいたのは、この三角屋根の駅舎を実際に駅舎として使っていた時代です。
まだ高架化されておらず地上にあった駅のホーム。
その横に寒桜が植えられていて、冬の終わり、まだ寒い時期に満開を迎え、ホームにまで花咲き誇る枝を伸ばしていました。

想い出すと夢のような光景です。

伐採されることが決まった時はもう国立に住んでいなかったのですが、別れを惜しみに最後のシーズンを見納めに来ました。


さて、現在に時を戻します。

国立駅から大学通りを南下。
一ツ橋大学のあるこの通りは、桜の名所でもあります。

光の道の先、大学通りを挟んだ向こう側に桜の木。


気の早い子でもう満開!


のんびり歩いて30分ほどで谷保駅。

南武線谷保駅
こちらはまだ高架化されていません。

南武線の踏切を渡り、さらに甲州街道を渡ると谷保天満宮です。

大学通りは学生さんがちょっと背伸びして入りたくなるようなおしゃれなレストランや、個性的な和風小物のお店などが並んでいて、見て歩くのがとても楽しい通りです。

桜のシーズンはかなり混雑するので、シーズンを外してのんびりお散歩するのもオススメです🌟



今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

日記に書きましたが、百草園にも梅を見に行っているので、シーズンが終わる前、近日中にupしたいと思っています。
またお立ち寄りいただければ幸いです😃

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