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もやもやともくもく

こんばんは、まめです。
しばらく適当に水道水を飲んでいたけど、最近は毎日家にいるのでコーン茶を作り冷やして飲んでいる。
今日は思いっきり個人的なことを書く。これはバンドは関係ない話。


羅針盤と仕事

私には人生に何か起こる度に「あの人だったらどう考えるだろう」と思う人がいる。
8月は色々なことがあったけど、普段遠くにいるその人とたまたま会って話せたことは大きな幸運だった(なのでこの先はただの幸運)。
また、その人に紹介してもらって診てもらったホロスコープは文字どおり人生の羅針盤で、お守りのようになっている。自分にとって生きやすいように生きるしかない。
ちなみに普段はお守りさえもあまり信じてないし、おみくじに至っては嫌いだ。

8月の霹靂

会社を辞めた。
昨年12月に転職したばかりだった。
青天の霹靂は意外としょっちゅうあるらしい。
未経験から新卒採用、社内研修、採用広報などをさせてもらった。新しい視点はすべてが勉強になった。
私はその職業や立場にならないと考えるのに十分なほどは想像の解像度が上がらず、分からないことばかり。そんな中、短い期間でも実践を通して今までとは違うまなざしで組織を考えることができ、とても感謝している。
辞めるまでの経緯で自分のしたいことが言語化できたことも良かった。自分では気づけなかった、選ばなかったこと、選択肢にも上がらなかったこと、諦めていたこと、したかったこと、興味があったことなど。
どうやらみんなが言う「普通の頑張り」は、私にはどうしてもできないらしい。そしてそれを伝えることも難しいらしい。
違和感に基づき、できないことを早急に判断できたのは初めてだと思う。

経験それ自体(つまり経験から何も得ていなければ)にはあまり意味や価値はないんじゃなかろうか。
社会も環境もすごく速く変化していて、経験がものを言うことは前より減っているのではないか。
有効なアイデアや気づきは経験値に比例するとは限らないのではないか。
大事なのは発想の力ではないか。
やってみないと分からないことばかりではなかろうか。
無理をすることが頑張ることになっていないか。
自分の中の正解と違っても耳を傾けることができているだろうか。
想定外や変化をポジティブに受け止める土壌を作ることは難しいだろうか。
アイデアを出しやすい、心理的安全性の高い組織はどうやったら作れるんだろうか。

最近観たもの、考えたこと

最近観た映画「さかなのこ」とNetflixオリジナル「LIGHTHOUSE」、どちらもとても良く、これからを考えるヒントになった。

「さかなのこ」はさかなクンの半生をのんちゃん主演で映画化した作品。お魚が大好きなミー坊が周りを巻き込み、周囲の人たちもミー坊と関わる中で色々な気づきがあり、尊重し合って生きる。ミー坊はみんなに助けられて「さかなクン」になっていく。ミー坊のお母さんがすごくよかった(ああいう大人になりたい)、まだ観てない方は観てほしい。

「LIGHTHOUSE」はオードリー若林さん&星野源さんが「悩み」をテーマに6ヶ月間話をするトーク番組。トピックの立て付けが秀逸で、二人が1ヶ月を総括して抽象化した一行日記をつけ、それを交互に発表する形で話が進んでいく(プロデューサーの佐久間さんが天才)。
話題の中心は仕事。仕事に対するスタンスは結構人によって違うし、観る人によって感想は変わると思うが、私は共感する部分がたくさんあった(普段はあまり人に共感できない)。
面白すぎて半日で観てしまったけど、最終回で「始めたころからどう変わったか」等話しているのを観て、私がしたいことはこういうことだと思った。
二人は、今回は番組の企画として習慣的に、お互いの内から出てきたトピックについてそれぞれ話してみることで整理されたりヒントを得たりし、それが行動にもつながっている。

人と関わると思考が進む。内省も理解も進む。
すぐに効果が出ることではないかもしれないけど、人が生きやすくなるためのことに伴走して関わりたい。いろんな事例も見たい。知りたい。

これからどうする

今の働き方は無理をしていないか。各人のスタンスや得意不得意、興味、適性、意志etc、無理することを前提にしなくてもまわすことはできるのではないか。
相互理解に意識を向け、時間を割くことで少しずつでも今まで言えなかったことを言える場に変えていくことはできるのではないか。
それぞれ自分の中の考えが整理され、伝えることができたら変わるのではないか。
どうせなら働く場所を「ここにいた方が自分の人生にとっていい」場所にできないか。
そんなきれいごとを考えて、今後のことを考えている。
したい仕事があり、動いている最中。

ということで、いろんな人に出会いたいしいろんなチームやコミュニティを見たいです。勉強になるのでボランティアでもバイトでもお手伝いできることがあればお声がけお待ちしています!
私の将来の不安は、退屈なまま人生が終わるのではないかというただその一点なのだ。

次はのんちゃん。
次に執筆する頃には人生どうなっているんだろう。またしばらく後にお会いしましょう!

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