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【マイストーリー】実は・・・文章を書くのが苦手だった

実は・・・私は文章を書くことが大の苦手でした・・・。

大学生になるまで、作文が大嫌いだった。
小学校とか中学の時、読書感想文書く時間とか授業中の作文の時間がほんと地獄だったな。

先生が「じゃあ何分までに書いてね〜」
と言われてから
みんなのすぐペンを走らせる音が聞こえて、
自分だけ中々ペンを動かせなくて、なんでみんなそんなにすぐ書けるの・・・って
すごい焦ってたのを今でも鮮明に覚えてる・・・。
(中々書けなかったから書いてる風のそぶりもしてた)

それが今となっては文章を書くことに抵抗がなくなったし、むしろ好きになった。(上手いか下手かはおいておいて)
自分が残しておきたいと思うことはその都度メモまでするようになった。
自分がこうなるなんてあの頃は一ミリも思わなかったよね(笑)

じゃあ、なんで文章を書くことが好きになったかというと
きっかけは大学の時と社会人になってから。
大学生で文学部に入ると、授業の課題や卒業論文で嫌というほど文章を書く機会が増えて、そこでまず抵抗はなくなったかな。
卒論やる前はこんなの終わるのかなって不安だったけど、いざ終えてみると尋常じゃない達成感だった。
父が作家だった為、文章を書くことにとても強かった。卒論のときにとても助けられた。父の協力のおかげもあって、文を書く知識が蓄えられて、自分自身の成長も少しだけ感じられた。

(*ちなみに卒論の内容は『ココ・シャネル 働く女性社会の確立』だったかな。もうだいぶ前だからうる覚えだけど... そこからシャネルのブランドも好きだけど、ココ・シャネルという人物そのものが大好きになって、シャネルの生き様に感銘を受けたのをすごく覚えてる。  いつか自分でシャネルのバッグを買えるように頑張ろう...✨)


そして、社会人になると私は接客業の仕事に就いた。
接客業といってもいろんな業界の接客があるが、その中でも私は『ブライダルジュエリーの販売員』だった。
それも立ち接客ではなく、基本予約制でしっかり席にお掛けいただいて接客するブランドだった為、長時間の接客が当たり前だった。

じゃあその仕事と、文章を好きになることにどう関係があるかというと、

ブライダルリング(婚約指輪・結婚指輪)は一生物の高価な買い物だからこそ、いろんなブランドがある中で、すぐにぱぱっと決断できるものではないことがほとんどだ。
だからいかにうちのブランドで成約していただけるかという、販売員とお客様の心理戦なのだ。
そういう時にどんなトークを切り出せば成約に繋がるか、どんなメリットを話そうかなどと、トークの引き出しを沢山持ってないといけなかったのだ。
その為に私たち販売員は、常日頃からセールストークを考えなければならなかった。
はじめは仕事だから…と業務的に考えていたが、だんだん自分が考えた文章や、みんなで考えたトークが、目の前のお客様の心を動かすことができ、成約に繋げられた時の快感や、達成感を覚え始めてからは、トークを考えることが楽しくなり、文がすらすら書けるようになっていったのを覚えている。
『言葉の力』ってすごいなと思うようになった。


そういった経験を踏まえて自分の思いを言葉にすることや、誰かに届いてほしいと思いながら考える文章を書くことに、徐々に魅力を感じるようになった。



結局人間って嫌なこともずっとやり続けていると、それが習慣になったり、好きって思えるようになるんだなって。
もちろん全てにおいてそうなるとは限らないけど、嫌いとか苦手と思ったことでも、すぐ諦めるというよりは、一回やり続けてみてそれでも嫌い!自分には合わない!と感じたらやめていいと思うんだよね。
私の場合は嫌いというより、どちらかというと書き方がわからなくて『苦手意識』があったというほうが正しいかな。

でもそこから、ちょっと嫌だなと思ってもすぐ諦めるという選択肢は、私の中ではなくなった。
もしやり続けたらそれが得意になるかもしれない!という可能性を残してすぐに諦めることが、すごくもったいないと思うようになった。

私自身、飽き性な性格な為、長く続けられたことが過去少なかった。
だけどブライダルジュエリーの販売員は6年間も続けることができた。
私にとってそれは大きな成功体験だった。


現在は、文章が鍵となるお仕事に、本格的に就けるように日々勉強中です!

私はコツコツタイプなので、目標に向かって
一歩ずつ、
つまずいても歩みを止めずに
進んでいこうと思います。

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