オカミはこんな人

私、オカミは田舎育ちでおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんと妹と家族に囲まれて愛情を受けて育った。

しかし!!

私の母はとても人見知りで内気でネガティブな性格だった。

なので、

その母のもとで育った私も、小さい頃は内気で、お友達や先生、周りの大人たちとうまくしゃべれなかった。

小学校5年生で、年頃の子が言われたくないあだ名をつけられてからかわれたり、クサイと言われたり、避けられるようになった。


思春期に入った頃、こんな内気なまま、人にからかわれながら生きていくのはイヤだと思い、強くならなきゃいけない!と自分に言い聞かせ

同年代の気が強い子何人かを自分の中でピックアップしその子の立ち居振る舞いを真似するようになった。

うまくいかなくても、また真似してみたりしてその子たちに近づくために努力した。髪型とか話し方が変わってきた頃

みんなが私をからかわなくなった。

よーし、これで悲しい思いをしなくて済む。と怖い自分に変われて、周りからもそう思われていることに満足していた。


とまぁ、これは私の子供期の

苦くも、必死に変わろうとする青春期の出来事なのだけれど、

そんなオカミも無事結婚して子供ができました。

ハテ、またここから悩むわけです。

人見知り、内気でネガティブ。仕事仲間とも親戚付き合いも苦手だった母親の真似をして子育てするわけにもいかず。

はて、この子をどうやって育てたらいいんだと。

そこでオカミは行動。

図書館から一回に10冊ぐらいの子育て本を読み、それを何回も繰り返しました。

繰り返してるうちに、

どうも子供いや、むしろ人を理解するには

発達心理学という分野が役に立ちそうだという結論に至りました。

発達心理学とは、人間が生まれてから赤ちゃん、幼少期、思春期、青年期、30代、40代、50代、60代、老齢期までの体と心がどういうふうに変化していくかというのを深く研究した学問


それを知ることで、今目の前にいる赤ちゃんが保育園に入ったり思春期に入る頃にどう付き合っていくとうまくいくのかが想像できて安心できたのだ。

そうやって1つ1つクリアになって、日常生活にも心理学の知識が応用できるようになって、心理学の深さに魅了されるようになりました。

そこで、次に勉強しはじめたのが、認知科学という分野。

人は毎日出会う情報をどのように脳で処理されてそれが実際の行動につながっていくのかということを研究した分野。

その認知科学と

さきほど言った発達心理学

これを勉強し、日常に応用することで、

毎日出会う色んな人が、なぜこのような行動や発言をするのか?

が理解できたり

その方の背景が見えるようになったりして、

人の奥の奥から理解できるようになりました。

今では怖い人が居なくなり、

親戚のおばさんとも、旦那さんのお母さんとも保育園の先生とも近所の方とも社会的に地位のある方とも、初めて出会う方とも

怖がったり、根拠のない推測をしなくなった。

悪口を言っている人たちのことも気にならなくなってきた。





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