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脳内がスマホの写真ボックス状態

「とりあえずスクショ」が習慣の私は、スマホのアルバムがカオスなことになっている。電車の乗り換え、映画の予約番号、いいなと思った記事のワンフレーズにtwitterのつぶやきなどをスクショしてはそのままにしているので、今後もう見返すことのない写真までしっかりアルバムの中に納まっている。

GWは色々整理しようと決意し、12時頃にお気に入りのカフェに向かった。カフェラテを頼み、ソファ席にどっぷり座る。これからアルバムの大掃除だ。

始めたのはスクショや写真で取った"ためになる"ことばたちの精査。とりあえず「ことば」アルバムを作り、そこに文字のスクショらしき画像をぽんぽん放り込んでいく。そして1枚1枚見直しながら、今でも心に来るか・来ないかを見極めた。心にくるものは別途避難しておこうと、別のアプリに飛ばしてメモ。そうやって1つ1つ、その時の感情が動いた記事を見返しているうちに、「実はこの作業、一番大事なことなんじゃないか」と気づいた。

毎日noteを書き始めてから自分のインプットの少なさにぞっとした。何を書いたらいいのかわからない日がほとんどで、危機感を募らせた私は去年からノルマを決め本を読んだり映画を見たりもしはじめた。それはそれですごく楽しい。周りには面白い作品であふれているし、どんどん世界が広がって、映画も読書も以前よりずっと好きになった。けれど、ネタのストックは一向に貯まらないのだ。

スクショ整理は膨大な時間がかかった。カフェには結局6時間居座り、あと1割のところで閉店の時間になり退散。やったことはカテゴライズ作業。取材、企画、タイトル、原稿のノウハウ、自己分析系、落ち込んだ時の解消法など、スクショの内容を見て1つ1つカテゴライズしていく。その作業をしていくと、頭の中にわちゃわちゃと広がっていた情報がジャンル別にまとめられ、それぞれ引き出しの中へ綺麗にしまっている感覚になった。

また、単純なカテゴライズだけでなく、「どんな時に読みたいか」を考えて書いておいたところもスッキリした理由の一つかもしれない。このスクショは今後、未来の自分がどうなった時に読み返してほしいかな、と考えて、目もを残しておく。そうすることで未来の自分が困った時に、情報がサッと取り出しやすくなるなと思ったからだ。

ただひたすらに情報を頭の中に詰め込んでも、それを必要なタイミングで引き出せるように整理できていなかったら、結局その情報は日の目を見ずに終わってしまう。情報をストックしておく時は「どんなジャンルか」「どんな時に見返したいか」をセットで整理しておくことで、ようやくアウトプットにつながるインプットになるのかもしれないなぁ。今整理段階なので、ちゃんとできたらnoteにまとめる。


去年の毎日note。また香港行きたい。


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