我が家のコンロで【中火】が【9段階の3】くらいだった話
三保原屋本店は静岡の家庭用品専門店。創業は1687年といわれています。
今回は、火加減について、具体的な話。
そして、あくまでも我が家の例です。
『コンロの最大火力の真ん中』という意味ではないので、
【中火】が【コンロの真ん中くらいの火】ではないかもしれない
ということは、覚えていただけると幸いです。
火加減の大切さは、以下のnoteにも記載してます。
伝わらない例えですが・・
現代のガスコンロ・IHの火力メーターは、
自動車のスピードメーターに似ているのかもしれません。
(一概には言えないのですが、あくまでも例です。)
また、内面に加工のあるフライパン、
テフロン・フッ素樹脂加工フライパンや、セラミック加工フライパンにおいても、火加減はフライパン寿命に大きくかかわります。
【フライパンの説明書】
例えば、セラミックで話題になるグリーンパンの説明書の事例↓
表面加工されているフライパンの説明書には
「中火以下でご利用ください」
と書かれているものが多いです。
中火って??
では中火は具体的にはどんな火力でしょうか??
「中火」のイメージは
家のコンロで、火加減の真ん中くらいのこと
と思っている方が多いかな??
と感じることがあります。
グリーンパンの説明書
ちょうどグリーンパンの説明書に、分かりやすい絵が書いてあったので、写真に撮りました。
「鍋底に炎があたるか、あたらないか」くらいが中火と書いてます。
グリーンパンに限らず、テフロン・フッ素樹脂加工フライパンの説明書にも、中火以下でご利用ください。
と書かれているものは殆どです。
我が家の例で恐縮ですが、ここからは具体的に見てみます。
【具体的には】
①1段階目
一番左側(弱い)メモリでランプが点灯します。
火がなべ底にはつかない状態です。
弱火に近いでしょうか。
②2段階目
2メモリにあるランプがチカチカ点滅します。
火がなべ底に届いてないように見えます。
③3段階目
2メモリ目のランプが点灯(ランプがつく)状態です。
火がなべ底に、あたるようになってきたかな?と思います。
これが【中火】という基準になります。
④4段階目
左から3メモリ目のランプが点灯している状態です。
火は鍋底につき、先程よりも横に広がっています。
⑤5段階目
全9段階のうち5段階目の火力です。
左から3番目のランプが点灯している状態です。
火がなべ底の8割くらいをカバーし始めました。
殆ど強火と呼んでもいいような、火のあたり具合です。
⑥6段階目
左から4番目のランプが点滅しています。
下から数えれて、6段階目。
6/9の火力です。
まだ上には3つ火力の段階があります。
これ以上は、フライパンにとっても悪い影響が出そうだったので、撮影は終了です。
【もしも・・】
もし、中火=コンロの真ん中くらいの火
と思って、調理をされていると、、
中火と思って、強火にしている可能性があります。
強火と思って、最大火力でフライパンの内面加工が傷んでいる可能性もあります。
【最後に】
以下のnoteにも記載しましたが、火加減が様々な要因により強くなっている傾向を感じています。
フライパンについては、
お店でも「中火以下でご利用ください。」と伝えたり、
説明書にも「中火以下でご利用ください。」と書かれていたり、
しています。
一方で、料理のレシピにはポイント的に「強火」の記載があったりします。また、ガスコンロやIHもハイパワー化が進んでいます。
そのため、そもそもの中火の概念がお互いに違うイメージのまま話をしていると良くないかなと思い、noteに記載をしてみました。
現在は色々な情報が飛び交うので、分からないことがあればお近くの専門店さんに聞いてみるのもいいかと思います。
フライパンに関する情報はこちら。
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