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部下を待たせない流儀

変化の予測ができず
スピードも早まる中
Agility (俊敏性)いう言葉を
よく聞くようになりました。


意思決定のスピードを高め
臨機応変に素早く行動する

そんな行動が
ビジネスにおいて求められ
働く私たちにも期待されます。



そんな中で
組織のマネジャーが
Agilityを妨げるボトルネックに
ならないようにしなければ!

とふと思うことがありました。



組織の中にいると
提案を一般社員が課長に行う
内容によっては
更に上層のリーダーの判断を仰ぐ
ということが頻繁に起こります。


一つ一つのプロセスが直列式で
ステップを踏まないと先に行けない場合
途中のステップが止まると
その先には行けなくなります。


もし自分のところで仕事が止まれば
最終的なアウトプットが遅れる。


そこまではっきりしない場合でも
自分の指示が不明瞭で
部下がすぐに動けなければ
やはり遅れてしまいます。



私が出会う素晴らしいリーダーたちは
自分のところで仕事を止めません。
YesであってもNoであっても
すぐに反応します。

判断保留の場合も
何を追加して欲しいのか
きちんと指示を出します。



当たり前にように見えて
意識していないと
自分のところでボールを止めないって
案外難しい。

考えている間に返事をし忘れたり
他の緊急案件に手を取られたりします。


部下にとっても
フィードバックが来れば
すぐ次に行ける。
修正指示だとしても
すぐ修正できる。


タイミングがずれてしまうと
アイドルタイムが生まれる上に
その仕事にかけるエネルギーが
変わってきそうですね。



早ければいい
というわけでは決してないですが
チームで働いている場合、リーダーが
判断、指示に無駄な時間をかけないのは
大切なことです。


次のステップ、
またその先のステップまで見越して
部下にどこまでなら裁量でやっていいか
あらかじめ
「ここまで自分で走っていいよ!」
そう言えるリーダーでいられたら、
もっといいな!と思います。



読んでくださってありがとうございました。

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