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強い経営チームの作り方

このところ
「経営チーム」についてよく考えます。


会社の規模に関わらず
経営チームと呼ばれるグループは
社長と役員で構成され
十数人から多くても数十人規模でしょうか。


コーチ・エイ社長でエグゼクティブコーチの
鈴木義幸さんが書かれた
『未来を共創する経営チームをつくる』には
”経営陣がチームになるのは難しい”と書かれています。


それはなぜか?


経営チームはハイパフォーマーの集まりだから。
”自負も、自信も、信条も、一家言も、欲もある”
ハイパフォーマーが集まったのが経営チーム。
自分を持っていて簡単にはなびかない。


さらに、
勝ち負けがはっきりするスポーツと違って
”勝利”という結果が見えない企業経営は
何を基準に勝ち負けが判定されるのかがあいまいで
全員で目指すものがはっきりしない、
と書かれています。


また日本によく当てはまることとして
新社長と旧役員の関係性を
気にしなければならなかったり
長年一緒に働いていることによる
暗黙知があったり
必ずしも率直な議論ができる土壌がないことも
挙げられていました。



彼の定義するチームとは


チーム全体の目標があり
個人の目標の総和よりも大きく達成する共創を実現していて
気持ちのつながりがある集団


一人一人が優れているだけではダメ
1+1+1=3ではなく4、5になる
そして気持ちがつながっている
そんな集団が経営を行っているのが
経営チームだそう。



強い経営チームはどうしたら作れるのか?


それは、
・縦方向と横方向の対話を深め
・自己開示をし、相手のことを知り(知ったつもりではない)
・対話からビジョン、パーパスを共創することによって。



結局のところ
信頼関係がなければ
共に頑張れない


そういう単純な話、
なのです。


でもこの単純なことがなかなかできないから
経営チームを作るのが難しい。


簡単なことをするのは
実際には簡単ではない、ということですね。


あなたなら
強い経営チームをどうやって作りますか?



読んでくださってありがとうございました。


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