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ここまでしんどかった人は耕す時期だったのかも

毎週なにかの専門家と最低1人とお話ししているので、新しく知る情報や、斬新なアイデアに触れる頻度が高い。

これは半年ほど前にとあるビジネスコミュニティに飛び込んだからなのだけれど、その当時は結構な覚悟で飛び込んだので、飛び込んだこと自体が変化だと思っていた。

でも、その成果は当時より今の方が感じられるし、長くいる人は3年いるとかわるよ、という。だから、まだまだ私が見ているのは成果なんてものじゃないんだろう。

種まきの時期というのがある。大きな変化って、行動してすぐやってくるような気がする。でも本当に大きい変化というのは、丹念に土を耕し、そこに丁寧にまいた種がゆっくり成長するようにおこっていく。

ガラッと変わるのは環境だったり、優先順位だったり、感覚的に強く感じるものではあるけれど、変化の度合いが大きいものは時間差でやってくる。

種をまいたときは、土に埋もれて自分がどんな種をまいたのかも分からない時がある。

芽が出て初めて、規模感や期待度なんかが見えてくる。

自分と向き合ったり、耕したり、葛藤したり、癒したり、手放したり。そうやって耕して、土に空気を含ませ、栄養たっぷりな土壌を作る。そうすればそこにまいた種はよく成長し、しっかり根を張り、枝を伸ばす。

ちょっとやそっとでは揺るがない大木が育つには、そうした時期が必要。

耕す時期はけっこうしんどい。きつい。自分がやっていることが何になるのか分からず、いつまで耕すのかも見えず、でも芽も実もないから収穫するものもない。

でも一年草はぱっとはびこってぱっと枯れる。根も浅く、ひっぱれば抜けてしまう。翌年また生えるけれど、前年より成長していたりはしない。

この15年ぐらい、ずっと耕してきたという人は、今月末から芽が見つかるのかも。




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