逃げても逃げても逃げきれないと気づいたから立ち向かうことにした

私の場合、それは人間関係だった。

人付き合いが超苦手だった。

人付き合いをうまくやれないと思っていた。

子供の頃にいじめにあったことがあるからかもしれないけど
私は人から嫌われる要素をたくさん持っていて
ダメな人間なんだと思い込んでいた。

初対面とか最初のうちはなんとかなる。
けれど、仲良くなるとボロが出るっていうのかな、
仲良しの人が去っていくようなことが起こったので
深いお付き合いはできないんだ、と思っていた。

慣れがいけないのかな?
慣れたら自分が無遠慮になったり
何か失礼なことをしてしまっているのかな?
はっきりと確信があったわけではないけど
人に対してはなにかと遠慮するようになった。


だから、社会に出るときには
特定の人と長時間一緒にいなくてもよい職場を選んだ。
個人ペースで進められるように技能を身に着けようと思った。
独立して仕事をできたら、と思って国家資格をとるため勉強をした。
法的書類を作る仕事ならば人とかかわることを最小限にできると思ってそういうジャンルの資格にした。


だけど、

転職しても
技能を身に着けても
資格を取っても
人とかかわることからは逃げられない。

むしろ、デスクを並べてする事務系の仕事よりも
短時間に良い人間関係を作ることが求められるような環境に
いつの間にか来ていた。

さらに最悪なことに、人前で話をしなければならないという
死ぬほどやりたくない仕事まで与えらえた。
1対1だって内心恐々対応しているのに
複数人の前に立つことは私には恐怖でしかなかった。
避けて避けて道を選んできたはずなのに
目の前には突きつけられる現実は、こんなはずじゃなかった、というものだった。

「嫌なこと、苦手なことからは逃げられないんだ・・・」

そのとき確信した。
この人生において超えなければいけない課題は
逃げきれないようになっているんだ、
何度もやってくるようになってるんだ、と。

腹をくくった。
いや、正確に言うと、逃げ切ることをあきらめた。
だから、逃げずに立ち向かうことにした。

「『私』を変えよう」

***

カウンセリングを学び、カウンセリングを受けたり
自己啓発系セミナーや成功哲学系セミナーに参加したり、
カラダにアプローチしてみたり、
学びながら、一つずつ逃げずにやっていった。

そして、音声心理学・声診断に出会った。

人付き合いが上手になり人気者になれた!というわけではないが
たまに「見帆さんに憧れます」と言う人があらわれたりするようになった。
人前で話すと「話が上手ですね」とも言われるようになった。

いまだに人付き合いが不得手だと思っているが、
でも、人間関係は怖くはなくなった。

何かに気づいて何かを変えなければ変わらない。

でも、気づくことができたら、それは変わるきっかけになる。
ささやかでいいから行動にあらわしたり、行動を変えてみたら
すでに変わった自分になれる。
微細過ぎて変わっていないと思うかもしれないけど、
積み重ねていけば必ず変わった自分に会えるから。

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声診断はあなたが気づくお手伝いができます。
これからご案内もしていきますね。


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