飼ってた犬の名は「ピンク」
小学生になりたての頃、行きつけの床屋さんから血統書付きのラブラドールから産まれた本物のラブラドールの子犬を貰った。
その床屋さんではラブラドールが室内で2匹放し飼いされており、さすが血統書付きといったところなのか吠えることも、噛み付くこともなく、ただただ凛としていた。
そんなラブラドールから産まれた子犬をうちで飼わせていただくことになり、子供が犬を飼うときに出る台詞No. 1である「絶対に僕が散歩するからあ!」を言って育てることになった。
そのラブラドールの名は「ピンク」
毛の色はクリーム色だが「ピンク」という名になってしまった。経緯はこうである。
父、母、姉、自分と各々が決めた名前を犬に呼びかけて、1番反応が良かった名前を名付けるというルールのもと、自分が候補に挙げた「ピンク」で犬が振り返ってしまい、それで決まってしまったのだ。
※幼少期の記憶が正しければ
「ピンク」
今思うと、変わった名前だ。
ちなみに母が昔買っていた猫の名前は「ちくわ」である。
そんな「ピンク」はすくすくと成長し、散歩は家族で犬を飼うと結局こうなるNo. 1の父が毎日の習慣として行うのであった。
血統書付きのラブラドールから産まれたのだから、とっても賢くて、クールなワンちゃんに育つのだろうと家族の誰しもがそう考えていた。
犬を飼う前に予備知識を蓄えるために読んでいた犬図鑑にも「ラブラドールは介護犬にもなる賢めの犬」とも書いてあったので、それはそれは期待が大きかった。
しかし、現実は違っていたー
つづく
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