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スコットランド旅行- ウイスキーの聖地アイラ島- ラフロイグ蒸留所、ボウモアホテル編(Day 6’’)

前回からかなり時間が経ってしまいましたが、スコットランド アイラ島のウイスキーツアーの続きです。
今回は、ラフロイグ蒸留所ボウモアホテルのレストラン、そしてバーでのことについて書きたいと思います。

前回の記事はこちら↓


この日は朝から、アードベッグ蒸留所ラガブーリン蒸留所と回ってきたので、ラフロイグ蒸留所に到着する頃には、すでにほろ酔いを過ぎた酔っ払い状態です。

アイラ島のウイスキーというと、ラフロイグが一番好きという人も多いかと思いますが、一緒のツアーに参加したメンバーの中でも数人そういう人がいました。

さあ、到着しました!
お待ちかねのラフロイグ蒸留所

入口でこんな看板が蒸留所まで導いてくれます

ラフロイグは日本のサントリーがオーナーなので、ちゃんと日本の国旗が蒸留所に掲げられていました!

日本の国旗とスコットランドの国旗、そして、もうひとつはプライドの旗でしょうかね


ビジターセンターまで行く間に水飲み場がありました!
ウイスキーと言えば、やはり水が重要ですからね。このお水を持って帰ってくればよかったと後悔。
やはり酔っ払っていたんでしょう。

絶対美味しいお水だったはず!


ビジターセンターに行く道が、ウイスキー樽に記されていて、とっても粋でした!

後ろに見える方々は自転車でここまで蒸留所に来たようです。
この方に限らずロードバイクやマウンテンバイクで島を回っている人を見かけました!


そして、いよいよビジターセンターへ。

ラフロイグはとても洗練された感じで、美しいという言葉が似合うのか、
サントリーがオーナーだからか、とてもキチンとした印象でした。


テイスティングの始まりです。
この若いお姉さんがラフロイグの歴史や、蒸留方法、そして4種類のウイスキーをテイスティングさせてくれました。

お姉さんの説明はとても分かりやすく、プロフェッショナルという感じでした。


こんな感じで、一人ひとりにウイスキーが回ってきます


ザ・ラフロイグという感じのものから、シェリー樽のものまで、4種ではありましたが、充実のラインナップでした。

ラフロイグは、テイスティングツアーもきっちりと時間が守られていて、話す内容も決まっているキチッとした印象。

ラガブーリン蒸留所でお客さんを巻き込むような、その時しか聞けない貴重な話!みたいな感じではありませんでしたが、ラフロイグの洗練された感じに、また違った蒸留所の個性を感じたのでした。

テイスティングツアーが終わり、外に出ると、どんよりと雲が覆っていて、入る前とかなり違った表情のラフロイグ蒸留所とそこに面した海岸を見ることが出来ました。

私も外のテーブルで少しまったりとこのアイラ島っぽい雰囲気を楽しみました

ラフロイグ蒸留所はグッズコーナーも充実していて、私は、長袖Tシャツを買ってきてしまいました。勢いで買ったのですが、来てみると、店員さんの制服のような感じで、ラフロイグ愛が強い人なんだろうな感を覚えさせるような感じです。

そして、次に向かったのが、ポートエレン灯台です。
ここに着いた頃に、雲の切れ間から少し太陽が顔を出してくれたので、海のキレイさが分かりますね。

本当に空気がきれいで、ポートエレンのあたりは素晴らしい場所でした
灯台のあたりからは、こんな素敵な景色がひろがっています
別の方角を見るとこんな感じ!


このポートエレンには、現在ラフロイグ蒸留所、ラガブーリン蒸留所、アードベッグ蒸留所が並んでウイスキーを作っていますが、どの蒸留所も全然違う個性を持っていました。
これは、行ってみないと分からなかったから、本当に来て良かったとこの風景を見ながら少し感慨深い思いに浸っていました。

その後、私たちが泊まっているボウモアのコテージに戻ると、何やらバグパイプの演奏が!

何と言っても、私が泊まっているところは、ボウモア蒸留所の入口に一番近いところのコテージなので、30秒以内でボウモア蒸留所に行けてしまうのです。

ちゃんと正装をしてバグパイプの演奏です!


動画も撮ってきたので、編集していないのですが、YOUTUBEにUPしました。

これは、アメリカから来た著名なウイスキー評論家ご一行のために、特別に演奏したもので、私は招かれてもいないのに、一緒にこの演奏と素敵な時間を楽しんでしまいました。

ボウモア蒸留所は現在はオフィシャルにはツアーはやっていないのですが、特別なゲストのためにはツアーをしているようで、バグパイプの演奏までしてあげていたんですよね。
私は、ちゃっかりそのセレブの中に混じって楽しんじゃいました(まだ少し酔っぱらっていましたから、怖いものなしです)。


そして、ディナーはボウモアホテルへ。
ボウモア地区では、本当に限られたレストランしか営業していないので、当日の予約でボウモアホテルのレストランに行けたのは非常にラッキーだったと思います。

ホテルなので、もちろんここにも泊まれます!
個人的には、蒸留所まで30秒もかからないコテージで良かったと思っています。


そしてそして、以前にアイラ島に来た事がある、東京でバーを経営している方から、絶対に食べるべき!と言われていた生牡蠣にボウモアのウイスキーをかけるという非常に贅沢なものをオーダー。

牡蠣はすごく身が大きくて、濃厚!
日本で食べる高級な生牡蠣と変わらない美味しさでした。
しかも、ボウモアウイスキーをかけて食べる。
これ以上の贅沢はないという至福!
牡蠣は1つからオーダーできるのですが、私はまず3つ。

ちゃんと右にボウモアのウイスキーがあります!しかも結構な量!


あまりに美味しすぎて、私は、追加で2つ(これで終売)頼んでしまいました。
気づいたらレモンが一つですが、ウイスキーをかけるので、もうレモンは不要状態。

身がプリプリでした!
あー、また食べたい!!


そして、メインにホタテとチップスを。
これまた、とても美味しかったです。
ボウモアホテルで食べたものはすべて美味しかったです!

お皿に一杯乗せる感じ。
ホテルだけど、ホテル然としていないこの感じが私は好きです。


食後にボウモアホテルのバーへ。
見てください!
ボウモアだけでなく、アイラ島のウイスキーが勢ぞろいしています!
幻のポートエレンもたくさんありました。

圧巻です!

私はやっぱりボウモアがいいなと。
酔っ払いのため、何年ものかすっかり忘れてしまったのですが、結構エイジングされたものをオーダーしたと記憶しています。
なかなかのお値段でした。

左にシェリー樽のものも出してもらったのですが、もうこの頃には、アイラ独特のちょっと正露丸のような、そして潮の香を感じるものを求める感じになっていました。

エイジングされているので、まったく角がない。
アイラウイスキーの良さは残しつつスムースな味わい。余韻が非常に長く本当に美味しかった。


ツアーのメンバー何人かとテラスに出てウイスキーをいただきました。

ボウモアホテルには、この写真の黒と白の混ざったニャンコがいて、とっても人懐っこく、一緒にウイスキーと楽しい時間を過ごしました。

一緒に行ったオーストラリア人女性のバッグの上をちゃっかりと陣取っています


そして、サンセットの時間。
こんな素敵な景色を眺めながら、最高のウイスキーを楽しむ。

私が滞在している間、アイラ島ではほとんど雨が降らず、こんな素敵なサンセットが最後に見られるなんて、本当にラッキーだったなと思います。

ボウモアホテルのテラスから見えたサンセット。
太陽の下に海が広がっています。


今回、私が参加したアイラ島ウイスキーツアーはこちらです↓


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