誰にも言えない夫婦の悩み相談室 小野美世

更新とても空いてしまって、結局続けることが一番難しいなぁ〜…と改めて思わされました。

これは彼と上手くいっていない時にどうしたら解りあえるんだろう?と思いながらTwitterを見ていた時に出会った一冊でやっと読み終わったという感じです。気合い入れれば本当にすぐ読めると思うんだけど、最近本を読む時間が取れなくて、ちょっとずつになってしまいました。最近Twitter上には本を読むと何%だったか忘れたけど、すごく軽減するというのを見て、その情報はまるっと鵜呑みにして、また本を読みたいなと思っています。

この本の言いたいことは、男女間において『負けるが勝ち』ということだと思うんですけど、これは人間関係全てにおいてそうだなと思わされます。人と比べて有利に立ちたかったり、指摘されたことを認めたくなかったり、自分の考えを通したかったり…自分がそうということは、相手もそうだということを忘れがちだなと思わされました。

私は片付けが苦手。というかメリットを感じないタイプで笑
また使うんだから出しておいても良くない?という感じなんです。一方で彼は、お家は帰った時の癒しの空間だから片付いてないと嫌という考えなんですね。大抵の人はこっちだと思うし、私も直さないといけないなと思ってはいても、その考えで長年生きてきたからどうしても変えられなかったから片付けが苦手なんです。
掃除機かけたり、トイレ掃除だったりの掃除は私がするし、で彼にはトイレは座ってしてと求めていたんです。(ここからちょっと汚い話が入ります、すみません)

最初、一緒に生活を始めた時には、寝ぼけてトイレに行ったりしていた彼は意識をして、座ってトイレをしてくれるようになっていたんですね。
片付けの喧嘩になった時に、自分はこの考えで何年も生きてきてたから使ったら元に絶対戻すってそんなすぐには変えられない!!!!って主張をしたわけです。そうしたら、俺は何年も立ってしてたのを意識したら半年しないで変えられたんだから、意識の問題でしょって言われて、私は彼のいいなりになる、自分の生活を”負けて”変えることが嫌だったんだなととってもハッとさせられました。
そうやって自分の理想ややって欲しいことは押し付けても、自分の行動を変えないのはアンフェアだし、自分のわがままだなと思うようになって、相手に求める前に自分の行動はどうなのか?と考えられるようになりました。
ちょっとずつですけど、物に居場所を作ってあげて、そこに戻すという訓練の最中です。愛沢えみりちゃんが、運を逃さないために片付けしてますって言っていて見習おうと思ったり笑

相手の行動を変えてもらうことを求める前に、自分の行動の変化を起こすことが大事なんだなとこの本読んでも改めて思いました。

この本を読んで、自分の気持ちにまず向き合うこと。そしてそこに問題点があるのであれば、どう解決するのか考えることが大事なんだと考えました。
私は家族がとってもお喋りなので、話すタイミングがなければ自分のことはあまり喋らなかったし、家族が私の考えていることに興味があるとも思ってなかったんですね。だから、自分の気持ちを言葉で伝えるのが苦手だし(文字にしたらスラスラ出てくる)、話し出すタイミングも今でも全然わかんないんです。だから聞き上手だねと言ってもらえる能力はついたし、話さないといけないときは、家族の真似をしたらいいのでそこまで困らないのですが、家族にはそこまで考えてるとは思ってなかったと言われる時期が結構あって。話さない、意見を言わない=考えてないではないということは私自身も気を使うようになりました。意見を自分から言わない人によくあることかと思うのですが、”自分の考えていることを言語化できない”ということだと思うんです。自分はこう思っているのに、どういう風に言葉にしたら伝わるのかわからない。言葉選びに迷うと思います。私は今でも自分の思いを伝えようとすると、感情が先走って涙が先に出ます。(まだまだ訓練が足りませんね。)

でも、そういう風に思っても、浮かんできた言葉は口にした方が良いんだって思うようになりました。それも訓練です。何度も繰り返しているうちに、自分の心に素直になれます。自分の考えてたことが徐々にわかってきます。この本の中でも自分が何を思っているのか、わかっていないというお悩みも出てきていました。
人生一度しかないので、嫌われたりわかってくれない人に費やす時間ってもったいないと思うんです。だから、傷付いても、ボロボロになってもまずはぶつかってみる。自分の思いを吐き出してみる。それで向き合ってくれない人とはきっと一生分かり合えないからそれはそれで割り切るということが必要なのかなと最近思います。

まだまだ人生の訓練が必要だなと思いました。

よろしければサポートお願いします。サポートして頂いた分は書籍購入費用に充てさせていただきます。