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ラジオ収録どうしてる?音声収録&編集アプリ「Anchor」

最近「ラジオやってみたい!」「収録どうしてる?」と聞かれることが増えたので(嬉しい!)初心者だけど、とにかく一回やってみたいという人向けに、書いてみたいと思います。

ちなみに私は「喫茶店でもう一杯」というインターネットラジオをやっています。


(好きなお店について語るのがメインです)

リンクはSpotifyに飛ばされますが、元は「Podcast(ポッドキャスト)」*として公開されたものです。

*Podcast:インターネット上で音声や動画のデータファイルを公開する方法の1つであり、オーディオやビデオでのウェブログ(ブログ)として位置付けられている。Wikipediaより引用

Podcastなんて全然聞いたことない、ラジオじゃないの?海外のサービス難しくない?大丈夫。スマホ画面バキバキガールでも、大丈夫になる。

編集ビギナーにおすすめは「Anchor」

スクリーンショット 2019-09-21 9.48.50

良いところ
・スマホ1台で初心者でもすぐ収録・編集・配信できる
・BGMや効果音がたくさんあるし1タップでBGMつけられる
・スマホ通話で1本の音声データをつくれる
・Spotifyで聴ける
・noteに埋め込みできる
・まだ使っていない機能いろいろあるからand more...

(さっそく気になった人はこちらからDLできます。)

ということで、さくっとアカウント登録したら、1本収録してみましょう。「喫茶店でもう一杯」のアカウントで、iOSアプリでの解説です↓

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1.【新しいエピソードを追加
→画像真ん中上部の日付は後で変えられるから気にしなくてOK

2.【Tools】で録音画面へ。
→まだ録音されないから安心してOK

3.【録音🎤】をタップすると収録が始まります。
→左上の【+👥】で通話による複数人収録ができます。

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4.録音中、【停止】を押すとチャプターに切り分けられます
→【ライブラリ】にチャプターが溜まっていきます。一発取りの場合、ここでBGMをつけて公開できます。何本か溜めてから上手く収録できたチャプターを組合せることもできます。撮り溜めしてから、まとめてBGMの編集も可能です。

▼わたしのライブラリはこんな感じ

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5.BGMは【▶】で視聴、【+】で追加
→声をのせた状態での視聴もできます。

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5.BGM追加後【✔保存】でチャプターが追加されます(まだ公開されないよ)

6.保存後【公開する】をタップで↓の画面に遷移
【エピソードタイトル】や【エピソードの説明】は公開後こんな感じになるよ。写真をタップすると、スマホ端末からカバー画像を選択できます。

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\さくっと配信完了/

■途中で収録&編集をやめたい時

いつでもやめられるのですが、どういう階層で整理されてるのか...noteでいうプロフィールアイコン内の「記事を管理」が【Your Podcast】にあたるかな。下書きも公開済みも全部まとめて管理できます。

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「note×ラジオ」で空気感コンボ

これ私もやりたいな〜って思ったのが「喫茶店でもう一杯」で一緒に話しているnanamiが書いたラジオ拡張note↓

配信したラジオの流れに沿って、写真やSNSのリンクを埋め込んで紹介しているnote(文字起こしじゃないよ)。カフェの名前や、メニュー名って音声だけでは拾いにくいから、実際に記憶に残りにくかったりするんですよね。ラジオは"ながら聴き"できる良さと、あえて視覚情報にもお邪魔してみたり。

純度100%の主観だけど、このコンボは実際、発信者にとってすごく良くて。はじめてだと「あれもこれも説明しなきゃ」「音声だけでどうやって伝えよう」と、テンパって面白くない説明ばっかりしちゃう。だったら「後でnoteで補足しよ」とnote保険加入したほうが、肩の力抜けるし会話ならではのライブ感が生まれたりもするよなぁと。

というわけで、気軽にはじめられるラジオライフ、ぜひ楽しんでください◎

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Photo by Sabri Tuzcu on Unsplash




+ + +




最後はフィーチャーレトロな世界線に思いを馳せての走り書き。

テクノロジーは戻らない/感情の流通量

ぎりぎりカセットテープを知っていて、MDでポーチがパンパンになっていた私たち。京都でαステーションを聞いて育ったように、大阪の友達はFM802を聞いて青春を過ごしていた。好きなバンドの新譜が流れると、ヘッドホンをぎゅうと耳に押しあてたのはきっと同じ。

テクノロジーは進化するし、テクノロジーは戻らない。私たちはあらゆる仕事、生活を手放していく。PCもSuicaもルンバも、戻らない。イヤホンは君と僕をつなぐコードを、手放した。今、平成青春ソングをワイヤレスイヤホンを押し込んで聴いている。

私たちは悲しいほどに、膨大な感情を手放せずにいる。5Gが来ればもっと感情の流通量は増える。エモーショナルの放出は止まらない。価値あるものは受け継がれる。とするなら結果論、私達の感情には価値がある。信じていたい未来だ。ラジオは残るだろうか。名もなき誰かの感情を残す装置として、残ってくれたなら。現世の私から名もなき神様への祈りを込めて。

サポートはときめきを感じるカフェやレストランでの実食のために使っていきます!