英語を使いこなしたいと思い努力している人の中には、英語は難しいと思っている人もいるのではないでしょうか。

今日は、その英語話者が日本語は難しいと思っている事実を書きたいと思います。

米国務省FSI(Foreign Service Institute)という機関があります。ここは、アメリカの外交官を養成する機関。このFSIが各国の言語の難易度ランキングを発表していますが、そこで日本語は最高難易度に分類されているんです。

英語のネーティブスピーカーが日本語を習得しようとすると、他の言語と比較してもかなり難しいとの結果が出ています。

オーストラリアという国は、日本語を習う人も割と多い印象です。私がオーストラリアに滞在していた間日本語を学校で習ってきたという人や独学してきたという人に良く会いました。

日本語のことを聞くと難しいと言っている人がすごく多かったので、ある意味このFSIランキングにも納得しています。

私自身も、英語が使えるようになってから日本語の方が余程難しいと理解できるようになりました。

どう考えても、日本語の方が意思疎通は難しい言語です。

日本語を日本で当たり前に使用していればそれが難しいなんて気付かない人が多いし理解出来ない人も多いのではと考えます。

しかし、日本語は事実として複雑で独特なルールが沢山ある。だからとてつもなく難しく感じるし慣れるまで時間がかかるのではと思います。

私がオーストラリアのネーティブスピーカーから聞いた日本語の難しさを以下に書き出してみます。

どれだけ日本語を学ぶのが英語と比較しても大変で難しいかをみてみましょう。

1. 文字の種類がおおい

日本語: 漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字
英語:アルファベット

英語はアルファベットのみである一方、日本語は4
種類もの文字を覚える必要がある。しかも、英語とは一味違った和製英語や英語ルールでは読む事が不可能な場合もあるローマ字というものがあり頭が混乱する。

しかも、漢字の読みは音読みと訓読みがある。。。

2. 感情表現をする難しさ

英語は音の強弱や抑揚の付け方で音をコントロールして自分の感情を表現するし、相手の感情を読み取る事が可能。

しかし、日本語は抑揚が少なく感情が分からない。

3. 誰がどこに向けて行う事か分からず不明瞭

英語は基本文型ではっきり誰がどこに向けて何をしているのか分かり易くしてあります。だから明瞭で分かりやすい。主語と目的語があるためです。

ですが、その一方で日本語は目的語が省略される事も度々ありしかも主語の省略は多いです。

4. 独特なルールがある

これは日本でインターンシップしていた子から聞いてなるほどと思ったんですが、日本では場所によって独自の言葉を暗黙の了解で使っている場合があるという事です。これは突然その場に入った人はさっぱり分からず疎外感を感じます。業界語とか言われているやつですね。これは日本人の私でも嫌だったし変だなと思っていました。。。

英語圏ではみんなが分かりやすい言葉を選ぶ工夫も多いので逆境しています。勤務年数や界隈でしか分からないのは閉鎖されている為良くないと思います。

5. 細かい語で意味が変わる

これは、「が」や「は」のような助詞一つを間違えただけで意味が変わるという事です。聞き漏らしたら意味が通じないなんて事も起こります。

しかし、英語は語順さえ合っていれば単語の塊なので多少聞き逃しても意味はわかります。

日本語は神経を尖らして細かい部分にも意識していないと厳しいです。

6. 漢字を書くのが大変過ぎる

画数が多いし、少しでも間違うと変な風になる。見ているだけで記憶出来るほど甘くない。練習がいる。

その点、英語は単純。

そういえば、私もオーストラリアに長年暮らした後帰国したら漢字を手書きするたびにかなり緊張します。コンピュータやスマホ使えば分かるけど自分で書くのはすごく肩凝りします。。。 汗 漢字以外の文字でさえ、身が引き締まります、、、

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どう思いますか？？
日本語を客観的に見るとかなり複雑故に難しいと感じるのは当然とも言えると思います。

その一方で、英語は単純で覚えることも日本語より少ないし細かい事を気にしなくても意味が通じる便利な言語です。

だから世界中に広まり地位を得たんです。

日本語はかなり難しいのに、日本人は何気なく使っている。それなのに英語が苦手なのは不思議なことです。

英語が難しいと意識し過ぎている人は、日本語の方が余程難しいのに使っている事実を認識して自信を持つべきです。

細かいルールが多いので、ある意味細かい部分まで気にし過ぎてしまう完璧主義の人が日本人に多いのも納得できます。微妙なニュアンスを読み取らなきゃいけない場面が言語で多いのも一つの所以なのではとも感じます。。。

英語は難しく考えすぎず慣れさえすれば誰でもできるよ！難しいなんて思ってはダメだよ！

という事が1番言いたかった事です。

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