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翻訳作業で英文と日本文の違いを実感!!

最近、良く翻訳トライアルに取り組んでいて、現在も実務翻訳に取り組んでいます。

英語脳を作る過程で沢山の英文を読んできたり英語を聴いてきたりしたし、オーストラリアでは英語を使い生活していた私なので、英文と日本文の違いは理解していました。

そもそも英語を使う上では、誰が主体で何をしてるかが重要で、理由は後付けです。

しかし、日本語は“誰”の部分が抜けている事も多いし理由が最初にくるのが基本になっていると思います。まあ、現代は色んな言葉の使い方をする人がいるから完全な公式はないんでしょうけど…。

その違いはかなり大きく、それだから日本人は英語に慣れるまでに少し時間がかかってしまいやすいんだろうと思います。

それは頭では分かっていたんですが翻訳をしているとこれがめちゃくちゃ鮮明に可視化されるんです。

そもそも英語は前から読むもので、後ろから読むものではないです。ただ日本語に訳そうとすると、脳みその内部をクルンと回転させるような感覚に陥ります。

なんか分からないけれど、ビートルズのリボルバーのテープ逆回転なサウンドを思い出しました

翻訳している間、私の脳がまた改良されているような気がするって訳。

英語脳、日本語脳、もう一つのリボルバー脳!!!

なんか、妙に高揚感がある時もあるし、変な訳です。文章でハイっぽくなってる時がある自分…誰にも理解されないかもしれない笑

英語脳を持ってる人が翻訳作業すると、もしかしたらドラッグやってないのにビートルズみたいにハイになれる可能性もあるのかもしれません 笑笑

というわけで、凄く脳みそが回転させられているわけなんですが、ずっと英語を使ってきた癖に全然気づかなかった事にも気づきました。

それは、

英語ってめちゃくちゃお喋りやん!!

って事。

英単語を一語一句漏らさないように訳そうとすると、日本語が訳分からん状態になる事が結構頻繁にあるという事実に気付きました。

漏れなく訳したぞ!!!と思って日本文を読むと正直言って暗号文のようになってる時があります。(勿論ない時もありますが…)

暗号文を読んでてさっぱり分からん!
頭の中が一瞬はてな(?)マークだらけになります。

そして少し深呼吸して頭を冷やさないと変なループに入ります。

例えば、プログラミングが実行できない時にソースコードと呼ばれる文字列からどこがバグになっているか探す作業とでも説明すれば良いのだろうか。。

えっ!?分からない??
良いんです。要はわけ分かんない!!

という感じになるという事です。

脳に信号が送られず実行されない!!!
となります。

それで、細かくエラーを探す。

すると、えっ!えーーっ!
これもこれも同じ事を繰り返し言ってる!!
それで文同士がぶつかり合ってて実行出来なくなってるーーー!!!

となる場合が多い。

繰り返している部分を冷静に吟味して、英単語を省き文を整えると、日本文にするとかなりスッキリと分かりやすい文章になる。

時空のねじれをとった感覚に陥ります。これは割と癖になる作業です笑笑

英語ネーティブ達を1番最初に見た時に感じた事を少し思い出しました。

良くこんなたわいのない事で、長く間が持つし喋れるなあと思ったんだっけな…。

もしかしたら、余分な語が多い事も関係しているのかもしれない。

でもね、試しに実験的に英語でその余分と思っていた部分を取り除いてみたら、全然分かんない文章になったんですよ。

それだけ、英文と日本文って違う訳なんだから本当に興味深いです。

これだけ違う訳だから、英語習得レベルを上げるにはやっぱり直訳をせず英語は英語で理解すべきかな。とちょっと思いました。

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