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猫と会話する方法

私は猫が好きです。そして、その気持ちがもし通じているのなら嬉しい事ですが猫にもまあまあの確率で好かれるんです。

最初は警戒心があるのか避けようとするし、自由な猫は逃げようともする。時に距離をとろうともします。ただ、話しかけるとかなりの割合で応じてくれます。

猫は、嫌だと思うと応じてくれないことが多い。ここが犬と比べて違うところ。
そこも、なんかいいです。嘘くさくなくて。。

猫は、日本語を話しません。でも、私が猫に近づくと色んな風に反応して示します。時には鳴くこともある。

私の実家の周りは昔、野良猫がとても多かった。猫が好きな私はよく観察していました。
猫は夜の会議では、大きな声で鳴いている事もありましたが人に比べてめちゃくちゃ静かだなぁと思ったのを覚えています。

でも、コミュニケーションをとっているんです。

人は言語を頼るコミュニケーションをしているけど、猫は非言語のコミュニケーションを結構用いている。

英語を話せないと悩んでいる人は多いと思います。しかし、猫のようにそんなに鳴かなくてもコミュニケーションを測る動物もいる。
人は言語情報に捉われすぎているけど、非言語コミュニケーションは結構大事という事を猫から学べると思います。

そして、猫ちゃん達はお喋りじゃないけど何か伝えたいと思えば鳴きます。

餌が欲しい。撫でて欲しいなどなど何かしらの要求。普段は寡黙だけど、ここぞという時に鳴くから少なくともなんか伝えたいんだなぁというのが分かる。

私が話しかけると、応答してくれる猫ちゃんも多い。その時は何か訴えているような眼です。何か要求があるんだなと分かります。

表情がないとか言われがちな猫だけど、とんでもない。動作をいろいろ変えたりしてものすごく表現しているんです。

道端で猫ちゃんに会い言葉もできないのに、なんか通じ合えると不思議な気分です。

昨日も、「可愛い猫ちゃんだねー!モデルになってよ」と言って近寄ったら、しょうがねーなって顔した後、立ち去ろうとしてたはずの猫ちゃんが動くのやめて静止してくれたんです。

一昨日も、「猫ちゃん。元気?」と声かけたら何か長ーく伸びる声でじっと私を見ながら鳴いてきました。元気?に対する応対です。

お腹が空いてるのかな?野良ちゃんでなんか困ってるのかな?詳しくは分からないけど、お喋りしてきました。

動物と人でも通じるんだなぁと今更ながら思った瞬間。

だけど、考えてみると猫は人ほど話さないし人間語は話しません。

猫語は、音を自在に操ります。高さ、強弱そして伸ばし方。音で表すのが猫語。
そして非言語コミュニケーションも用いる。

なんか、英語ともちょっとかぶってません?笑

なんで、こんな事を書こうとしたかというと全く違う種でも音の情報や表情の情報を総括して通じ合える事はあるという事。

じゃなきゃ、昨日私が声をかけたら立ち去ろうとしてたはずの猫ちゃんが静止してくれた事が説明できないんです。誰からも日本語を習っていない、人間とは異となる動物でも音で判断できる例。

英語のような言語を習得しようとすると、どうしても表現や言い回しなどが気になってしまいがち。ただ猫にはそんなものはない。それでも彼ら同士はコミュニケーションをとっている。彼らには、教科書はないから…

コミュニケーションは非言語から伝わる事も多い。非言語には表情や動作も重要だ。それに加え、音の上げ下げや強さ伸ばし方も重要。

言語という前提がない人と猫などは主に、非言語の部分から情報を取ろうとしている。
最初は難しい微妙な部分も、長く見ているとなんとなくだが理解できるようになる。

問いかければ返事してそれに応じる。猫と人でも成り立つのは可能。

どれだけこういう部分が大事かよく分かる一つの例に思う。
その反面、日本人はあまり表情や感情そして動作で自分を表さない。ボディータッチも少ない。
平均的な英語話者に比べるとその差は大きいと思う。

言語違っても、非言語情報から伝えられる事は大きいので、もっともっとそちらに気を配る必要あるだろう。
そうでなければ、情報は言語しかない。沢山話さなければ、あまり理解されない。

非言語情報と言語情報。どちらも乏しければ、よほど長く一緒に過ごして観察し合わなければ分からない事を意味するはずだ。
そうなってくると、理解し合う事ができる確率はグッと下がってしまう。

英語、英語と悩んでいる人でもし猫が好きな人は機会が有ればよく見て欲しい。いろんな方法で伝えようとしている。
猫でなくてもペット飼っている人は、なんで私達はコミュニケーションできる時があるのか。
ふと手を止めて考えて見てほしい。

猫と会話する方法を考えてみると、分かることは多い。
母国語ではない言語を使ってコミュニケーション取る時にも応用できることは多そうに思った。

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