今日は、海外で日本人が怒っているように勘違いされる可能性がある事を書いていきます。

ひょっとしたら、何も意識せずに英語を喋っていると

なんかこの人怖い！怒ってる！？

と思われてしまう可能性があるんです。

それはどうしてかというと、英語と日本語の違いにあります。

日本語には母音が沢山ありしっかり発音します。そして一語一語をぶつ切りのように話す。

その反面、英語は全く逆で語尾に母音がついていない単語も多く息の吐き方で調整することもある。そして一語一語ぶつ切りにならず音は連続したり消失気味になります。

日本語は音の高低で表す。そして英語は強弱で話す。

聞いていると英語の場合は、日本語に比べ音が平坦に感じにくいはずです。

しかし、この違いを意識せずに日本語と同じように英語を喋ってしまうと、英語話者には非常に違和感があるように聞こえる。

それが、怒っているの！？という疑惑になってしまう訳です。

考えてみてください。英語では、文で注目したい所のみを強く発音します。それなのに全部を強くぶつ切りにしている。

日本に住んでいる英語ネーティブの先生からも、こう聞いたことがあります。

「日本人はなんで怒っている人が多いんだろう？アメリカに住んでる時はずっと謎だった。だけど、日本に来て日本語が上達するうちに音の違いがちゃんと分かるようになって理解したんだ。そもそも日本語の音と英語の音は全く違う。それを教えないとと思っているんだけど、なかなか分かってもらえない大変なんだ…」

と、、、

その先生は、歌で分かってもらおうとしたけど恥ずかしがって英語の音を真似しながら歌う人がいなくて困っていました。

私は自分でどうしたら英語らしく喋れるかなと当時から気にかけていたのでその先生の話は良く分かったけどなかなか言語化は難しかった。

ずっと続けてきてようやく理由が説明できるようになっているのでここnoteに記しておこうと思いました。

最初から全く音の違う言語を上手く口から発する事はとても大変です。

でもこれは慣れなので、英語学習中から意識していて欲しいんです。そして、日本語の音の出し方で英語を喋ると怒っていると思われるという事実も。

そして、もう一つ厄介な事があります。それは、英語話者の方がものをはっきり喋ると思っているので英語には婉曲的な表現や丁寧語があるにも関わらず無意識のうちにその表現を頭からシャットアウトしてしまう人がいる点です。

十分習ってくているはずにも関わらず。。。

英語での会話は、音の強弱やリズムそして表情含めて相手に伝えるものでただ言葉を発するものではない。そして柔らかい表現や丁寧語もあり状況によって使い分けるんです。

ここを忘れると怒っているみたいに聞こえちゃいますよ！

という話です。

じゃあ、表情を怒っていないようにすればいいよね！

そう思う人もいると思いますが、ネーティブスピーカーの目には奇妙に写ってしまう可能性も高い。

彼らは、真面目な時は真面目な顔をして喋るのでそういう場面でニコニコしていたら“こいつ何考えてるの？”となる可能性さえある。

音と表情が乖離している事実それだけでも、

“日本人は何考えてるかわからない。(感情が読めない)きみ悪い。。。”

と思われてしまう可能性もかなり大なんです。

英語を学んでいる間は、よく聞いて英語の音になれる。そして英語の音は日本語と違うと意識してモノマネして慣らしていく努力が必要です。

最初から上手く出来ないのは仕方ない。

「日本語と英語の音は違うんだ。日本語の音と英語の音は全く違うから変に聞こえたらごめんね。それで指摘してくれればいいよ」

とか相手に言ってしまえば楽になる気もします。語学留学中なんかはみんな英語を勉強してる状態だからこう言って理解してもらうのも手。

日本人が英語を学ぶのは音が違いすぎて大変という事を相手に知ってもらうのは良い事です。多民族国家で英語を第二言語として学んだ事がいる人が多い国の人達は、結構理解を示してくれてこれで仲良くなれる事もありました。

それぞれ英語を学ぶ際に苦労しているからです。日本語について説明すると、その苦労が分かっていて尚且つ心が寛容な人はとても褒めてくれる人もいます。それに相手の言語について聞いてみるのもとても楽しい時もありました。これだってコミュニケーションです。

私は先生に日本語と英語の違いを説明して苦労を話してみたら、すごく丁寧に音の違いを教えてくれて得した経験も何度もあります 笑。

心が寛容そうな先生に試すのおすすめです 笑

最初から出来ないのは当然だけど、音を軽視してはいけない。そして出来ない事実を正しく知り慣れ練習する必要があります。

怒ってもいないのに、怒ってると思われたら人間関係を構築するのはとても大変です。

時には自己開示しながら練習していくことをおすすめします。

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英語の発音について他にも記事ありますよー