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文法の例外

英語は土台になる文法がしっかりあって、それに従って用いれば意味が通るようになっている言語です。

しかし、様々な“文法の例外” がある。

そして、使い慣れている人はそれを耳にしたり、目にしたりするとなんとも言えない違和感を抱くのです。

これは、

“あれ!?”

普段より目立つ事を意味します。

これを逆手にとって、注目を集めるためにあえてこういう例外を用いる事がある。

ある製品の宣伝や、歌詞などはそういうものもある。それだけではない。教科書にのっているレベルのものもあるのです。

基本の英文のルールから、わざと外れる事は目立つのでその分関心を普段より引き寄せる。

「強調」の役割があるのです。

前、ここで書いた記事。do の強調表現などもこれに当てはまる。

それだけではない、わざと言葉の順序を乱した倒置法や、音の異変を出すため普段の読み方から敢えて変えて気を引いたりもする。

基本文型では、入れない単語を入れ込んで目立たせる。そんな事もします。

これを知らないと、文法間違えではないか?!と思ってしまうかもしれない。

なので、文法の例外がある。その場合は、敢えて注目させている可能性が高いと思っておくべきなのです。

別に強調する必要もないのに、文法がやけに乱れている場合は単に語学力不足からくる間違い。

けれども、通常はとても言葉遣いが整っていて言葉を巧みに扱っているタイプの人が文法の例外を使うときは、ちゃんとそこに注目して関心を抱いてほしいという事を意味する。

間違いと強調の違いが分かるためにも、しっかりと文法の基礎を身につけている必要がある。
その上で、「例外」を使ったり見分けたりできれば英語上級者なのです。

実際に、ネーティブスピーカーは日常的にこれを行っています。
そういう会話や文章などを、見つけれるようになったらかなり上達してきたと思って良いかもしれない。

いずれにせよ、基礎の文法がちゃんと理解できていなければ、ちょっと例外が出てこれば頭が混乱し意味が分からなります。

基礎があってこそ、このような応用がスッと頭に入ってきて相手の意図が理解できるようになる。

文法には例外があるんだ!
だから、ほどほどでいいんだ!

そういう訳ではない。

日常で用いられる通常から外れた表現も、基礎が固まっていればいるほど判別できる。そういう事を忘れないようにした方が良いのです。

強調のdo の話。


これもある意味。目立たせるためです。

ing 系で命令にしたりとか。

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