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さて、会話をおさらいしよう!

私はここnoteで主に英語について書いていて、その中でのトピックとして英会話について書くことも多いです。

だから、今日は一旦基礎の基礎に立ち返ってコミュニケーションの一つである「会話」について復習したいとおもいました。

今日のトピックは

“さて、会話をおさらいしよう!”

です。

その基礎や本質を理解する事はコミュニケーションを取る上で、最重要課題と言っても過言ではない。

いつも人と接する時に頭の片隅に正しく認識しておく事は大事です。

まず「会話」とは何か。

会話とは、

二人以上が、互いに話したり聞いたりしながら、共通の話を進めていくこと

となります。

でも、これをみて日常の色んな場面で「会話」が正しくできている人がどれだけいるのかと考えるとそんなに多くないです。

まず、会話は相手あっての事で自分本位に進めるものではありません。

それに、人がコミュニケーションについての会話を考えた時に無意識に“話す”方に注意が向いている気がします。

それを理由にどうすれば“話すこと”が上手くなるか?という内容のノウハウ本などが数多くあります。そして、英会話でもこの単語に“会話”という語が含まれているにも関わらずどんな言葉やフレーズを使い“話す”かどうすれば“話す事が上手くなるか”の内容が多いです。

英会話も自然と、話すためのノウハウばかりになっている。私自身、よく英会話について書いている中で話す事を主体に入れる内容を多く書きながらもこの事にも疑問を抱いているわけです。

日本語含めた英語以外の言語でも、会話術を取り上げるとどう話すかばかりにスポットが当てられる現状があります。それは、技術的なものが多いので示したり書く内容が多いのでしょうがないともいえます。

だからこそ、頭の片隅に会話は話す事のみではなく聞く事も大事だと意識しておくのが大事です。

分かりやすく極端に書きますが、もしも会話に加わる人達が個々で話すことばかりに気を取られるとどうでしょうか。

ただ、情報を一方向に投げているだけになります。
会話は情報の相互交換である前提を考えれば、話しているだけの人が集まっていたら会話はなりたっていない訳です。

いくら良い言葉を使い上手に喋ったとしても、受容体である聞き手がそれをスルーしていればもう会話ではないわけです。

会話するという事は、「聞く」事も含まれます。そして会話したい人がいればその人達がどうすれば「聞いてくれる」かの工夫が必要なわけです。そして、その人の会話をちゃんと「聞く」事も会話の大事な要素です。

これを考えると、ただ適切に話すだけではそもそも会話できない場合もあるという事が事実としてよく分かると思います。

そして聞くだけでは不十分で、共通の話を進めていく必要さえあります。

話している対象がどんな事を伝えたくて、その言葉を選んで時には動作も交えて話しているかの背景とか感情とか、もしかしたらその話すに至った過程さえも必要かもしれません。

ともかく話している人を言葉だけではなくよく見て観察していなければその共通の話を進めているのか見誤ることは非常にあり得る事となります。

その点、日本人は曖昧なぼやかした表現を多用しがちなので非常に共通の話を見誤りやすい為かなり注意しなければいけないと思います。

世界で使われている英語という言語は、日本語より明確ではっきりしています。そして全ての人は違うから分からないという前提があります。だからそのような会話形式をとっています。

どうしても聞いて欲しければ、聞いてるか分からなければ、「聞いてるの?」と確認する人も多いし自分の感情を説明したりリアクションを取る人も多いのは誤解を避けるためです。

はっきりさせていない部分が多いと、情報が正しく理解できない人が増え共通の話を進めにくくなります。

その逆で、閉ざされたコミュニティだけで分かればいいやという考え方もあるにはあります。それは、共通の話が分からない人もいると事実を認識した住み分けです。

しかし、これには欠点があり多様な人が集まらないために認識が固定化され流動性が乏しい集団が育ち弱くなりやすいという致命的な部分があります。

生物学的に言えば、これは絶滅しやすい集団です。

閉ざされたコミュニティはその聞かせたい本来の人を遠ざけるような悪い分子の入り口を閉ざすには有効となります。周りの質を悪くさせたくない場合は取らざるおえない手段です。

聞かせたい人に正しく情報を伝える。そして相手も正しく聞いてくれて共通の題材で話せる。そしてその場が多様化し情報を相互交換し合う事がとても優れた会話です。

これがどれだけ難しいことか、そして聞くということがいかに大事かそれを今日は伝えたかったです。

話すそれだけが会話でない、聞く事がすごく大切。

逆に考えれば周りを適切に捉え(聞く事も含め)どう伝えるかそれが大事という事です。

話す事と同様、いやそれ以上にじっくり聞いて判断する能力が会話には必要なんです

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