恥ずかしい事とは。
恥を感じない方が、英語を話せるようになることは確か。なぜかといえば、周りの反応を気にせずどんどんアウトプットして慣れていく事ができるから。
そこで、恥ずかしい事とはどんな事か?
多くの人が言い間違えをしてしまった時、上手く通じなかった時などなど何かと失敗した時の事を思い浮かべると思う。
しかし、こういうことを恥ずかしいと思っている時点で恥ずかしいという感情をなくすことは不可能。
なぜなら、話していればいつかは何かしらの間違いをしてしまうからだ。だって母国語でもそうなんだから、考えてみれば単純なこと。
しかも、失敗をしない人間なんて存在しないのは事実。
だから、いちいち失敗しただけで恥ずかしがっているのはバカバカしいと思った方がよい。
ただ、恥ずかしい事がないわけではない。
恥ずかしい事とは、失敗した事を恥ずかしいと思い目を背け、そしてそれ自体が起こらないように最初から逃げてしまう事を意味する。
失敗するからやらない様にしよう。
恥ずかしいからもうやらない方がまし。
こう思う事こそが恥ずかしい。
「失敗」なんてものは、捉え方でどうにでもなる
捉え方次第では、マイナス要素さえなくす事さえできる。次からの教訓にさえすれば、プラス要素にさえなる。と、考えれば失敗でも成功と捉える事さえできる。
そんな大切な事なのに、ただ単に恥ずかしいと思ってしまう。それ自体が恥であるのに、気づかない人は結構多いんだろうなと思う。
失敗は恥ずかしいと単純に考えて、もう恥をかきたくないと逃げる人がいかに多いのか…。
アウトプットすればするほど良い英会話の様なものでは、こういう多面的に考えない思考が上達をかなり邪魔しているはず。
ネーティブスピーカーでもないまだ英語習得中の人が英語を話すのであれば、言い間違えをしようが、分からなくて言葉に詰まろうが、そんな事当然に起こるはずなのに…。
最初っから魔法を使うように、スラスラ言葉が出るわけないのに、それが出来ないとなぜ恥ずかしいのだろうか?
冷静に考えればすごく変な思考と思う。
しかし、外国なんかに生活すると失礼な感じのネーティブスピーカーが自分と同レベルで喋れない事をからかってくる人がいるのは事実。
ただ、そんな人について考えてみると相手の状況が理解できないし心が狭い恥ずかしい人だとすぐに分かるはずだ。
自分が上達しようと思って取り組んでいるのであれば、自信持って堂々としているべき。
そして、いかに恵まれていない英語教育を受けてきたのに自分の力でなんとか上達させてきているということを説明ぐらいしてやってもいいと思う。
何も恥ずかしい事をしている訳ではなくて、バカにする人の方が何も知らない恥ずかしい人のはずなのだから…。
すぐに、恥ずかしいと思って冷静に判断せずに目の前の事をすぐにやめたり、それだけじゃなく自信までなくしたり萎縮した雰囲気になるのはすごくおかしな行動だと思う。
たかが英語の事ぐらいで大げさだろうな……
恥ずかしいと思ってる事が本当にそんな恥ずかしい事なんだろうかと一度考えてみて欲しい。
少なくとも、真剣に取り組まなければ失敗はしない。
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