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私が英語を学ぶ理由

”日本文化を世界文化へ_”これが私の夢。だから、世界中の人に伝えるため英語を学び続けている_というのは、実は本音ではない 笑

楽器、ヨガ、マラソン、、他、3日と続いたことのない、もともとすぐ飽きる性格の私が、とにかく英語は話したい!と強く思う理由。実は、最近まで自分でもその理由がわからなかった。

でも、最近、ようやくわかった。

なぜ、英語を話したいのか__。

それは・・・

英語で会話をするとき、全く違うキャラの自分が目の前に現れるからだ。それが楽しくて楽しくて仕方がない。

自分の中に「別の人格」ができるのだ。別に、病気の話をしているわけでもオカルト話をしているのではなくて・・。

俳優さんが役をもらった時のように、英語を話す時には、英語を話す用の、普段とは全く違う仮面をつけているといった感覚。

以前にも書いたが、私は、どちらかというと小さい頃から非力キャラ。どんな時も俯瞰で物事をみている__そんな子供だった。

中高から始まった英語の授業でも、その別キャラは出てこなかった。(←ここが日本の英語教育が使える英語でない理由に繋がっている気がする)

私がどうしても英語を話さないといけない場面に出くわしたのは、そこから数十年経った某大手メーカーに転職してからだ。結局昨年末、突然退社をしてしまったが、どうしても英語を話さないといけない状況に置かれることになったことに関しては、一生の財産だと感謝している。

私がいた広報部は、企業セミナーも担当していた。近年海外の企業からのセミナー需要が増え、私たち広報部は、そのセミナーを全編英語で講師として登壇しなければならなかった。

中学英語で止まっている私には、本当に高い壁だったが、独学も含め、英語習得のための研修や社内英会話教室などのプログラムを受け、約一時間ほどのセミナーを全編英語でとりあえず暗記した。

でも、そのほぼほぼ丸暗記英語セミナーで、淡々と講師として講義をすることは、さほど大きな壁ではなかったが、とりわけ楽しいとも感じなかった。むしろ、苦行でしかなかったのかも。

私の「別キャラ」が現れるようになったのは__。

セミナーが始まる前の、セミナールームに彼らを案内する間、挨拶から始まる約5ラリーくらいの英語圏特有のあの会話のときだ。

今の英語の授業ではどうかわからないけど、私たちの時代の英語の授業といえば、必ずこう言った。

先生;Good morning everyone! How are you?

私たち;I’m fine. Thank you. And you?

先生;I’m fine.

全員着席__。(笑)

呪文のように、唱えた・・。英語で話すときが来たら、こう言えば間違いない・・と勝手に思っていた。

でも、実際に、この通りに話したことは、たぶん一回もない。

最初のHow are you?(←関西で言う もうかりまっか?)

に当たる部分だけでもたくさんある。

How do you do? How's it going? How's everything? What's up?・・

その返答も・・。(ぼちぼちでんな)

Pretty good. Couldn't be better! Nothing much. Not too bad. ・・

(あんたとこは?)は 単に、 You? とか。

(今日はええ天気でんな?)と続くように、英語も天気の話題はたいてい出る、、。

一言目は 絶対How are you?だと思い込んでいた私は、まずここでつまづき、固まり、パニック・・笑

でも、それでもまた英語セミナーはやってくる。

何回も恥をかいているうちに、こんなもんだと慣れてくる。そして、少しずつ、違うパターンが出てくるようになり、その最初の挨拶5ラリーがスラスラいけるようになったとき、

自分の「別キャラ」が生まれていた。

めちゃくちゃテンションが高く、文法が間違っていようが、単語がわからないだろうが、とにかくしゃべるしゃべる。そこに、あ、それ間違ってる・・なんて指摘もされないし、そもそもそんなことあまり重要ではないんだと気づかされる。

そのセミナー前の5ラリーがスムーズに盛り上がったとき、そのあとのセミナーもかなり完成度が高く、参加していただいた海外の方々も、本当に満足そうにしてくれた。

”魔法の挨拶5ラリー”

自分にもこんなテンションが高く、能動的で、前のめりになることがあるんだ・・といつもの俯瞰で見る私が驚いた。その新しい自分の発見は、楽しくて楽しくて仕方がない。

そんな新しい自分をまた見たい!と思うからこそ、私は、もっともっと英語で話をしたい。

まだまだ、私の「別キャラ」を探す旅は続く。


最後まで読んでいただき、感謝しています☆彡

今日も素敵な日を。








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