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演劇はビジネスに必要な『伝える力』が鍛えられる

「私、演劇をやってるんです」
仕事の場面でコレを言うと、大概、複雑な顔をされます。
そして「いろんなことをやってるんですね〜」って(笑)

演劇を知る前の数年前の私は同じリアクションしてたから、その気持ち、よく分かります。

でも、今はいろんな人に演劇をやった方がいいよって薦めたい。

と言うのも、演劇をやると表現力を意識するようになって、伝えようとするる力がつくから。

ビジネスって、その良さを伝えていかないといけないものですよね。
ただ言ってるだけ、書いてるだけでは伝わらないもので。
お客さんに届けるには、どんな表現をすれば良いかってちゃんと考えなきゃいけなくて。
でも、仕事となると堅苦しい表現とか、枠にハマったことしかできなかったりして、結局、伝わらないものになりがちですよね。

そもそも、大人世代は伝えるってことを意識していない人も多いような気がします。

エクスマに入った当時、藤村先生が仰った「伝わらなければ存在しないのと同じこと」の言葉に衝撃を受けました。
それからずっと、その言葉が頭から離れません。

エクスマはマーケティングを学ぶ塾。
売る力は伝える力がないとつかないなって知りました。
それまで仕事は、真面目にさえしていればなんとかなるって思ってましたもん。

エクスマ塾のいろんなコースに参加したなかで、行き着いたのがこの演劇コース。

演劇って、ロジックだけでは成り立たないんですよね。
そして、やればやるほどビジネスシーンに通じるものがあるんですよね。

セリフを覚えるだけでは表現にならなくて。
覚えて、自分のものにしないと伝わらなくて。
そのためには、役を演じるのではなくて、なりきる必要があって。
そして、お客さんに媚びるのではなく、お客さんをその空間に巻き込んで共有する。

人との関係って、その場限りの受け答えで済ませていたら成り立って行かないんですよね。
でも、割とそういう仕事をする人たちも多くて。

選択肢が多い今の時代は、印象に残ることをしていかないといけなくて。
印象に残るって、目新しいことだけじゃないんですよね。
どれだけ、気持ちに響くかってことだと思うんです。
それは感覚の共有なんじゃないかなと。

感覚という曖昧なものを突き詰めていけるのが演劇なんだなと。

大人になると、結果が怖くて全力を出しきれないことが多くなります。
いつしかそれが普通になって、無難さに塗れて「つまらない人間」を育ててしまうんですよね。

でも、演劇は全力勝負。
無難さや加減なんて必要ないところで。
「自分はこんなこともできるんだ」と可能性に気づけるものでもあります。

演劇を始めて6年。
初めてギャラをいただきました。
初給料より嬉しかった〜♡

お金をいただいた以上、プロ。
もっと極めていくために、日々のトレーニングを頑張ります♪