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完璧主義が三日坊主になりやすい理由と手放し方

経験上、まじめな人や礼儀正しい人に多く見られるのが完璧主義です。

これからお伝えする完璧主義の人とは、相手に厳しい人じゃなくて自分に厳しすぎる人を指しています。

完璧主義な人が、三日坊主になりやすい主な理由は

  • 常に100点満点を目指してしまう

  • とにかく小さな失敗もしたくない

  • 決めたルールは守りたい

このあたりが多い印象です。

完璧主義だからちょっとしたマイナスでも、それが原因で自己批判→自己嫌悪→自己否定と負の連鎖に陥りやすく、その結果として三日坊主率が上がってしまいます。

そんな完璧主義をどうやって手放すかというと・・・

できたことは加点方式で評価する

上司の判断やご家族の反応、ご自身の手応え有無に関係なく

減点方式(ご自身の及第点から点数を引いていく)をやめて、加点方式(よかったことを点数として積み上げていく)で評価するようにします。

完璧主義の人は、極端な場合、100点満点から減点が発生しただけでもストレスになるため、加点方式にするのに合わせて「70点なら全然OK」のように、ベースとなる点数も下げられるのが理想的です。

初めての経験は失敗がつきもの

何事もそうですが、初めての経験には失敗がつきものです。

多くの人は2回目・3回目でできればいいかと早めに気持ちのリセットができるのですが、それが苦手なのが完璧主義の人です。

「そう、それができないから困っているんででしょ」との反論は当然なのですが、それでも、いい意味で失敗した自分をあきらめることに勝る対策はありません。

少しずつでも何からでもいいので、完璧主義につながる考え方のクセや感情を手放せていけたら、大げさでなくご自身を取り巻く環境が急激に変わっていくと思います。

自分で決めたルールは変えてなんぼ

完璧主義を手放すことは、脱三日坊主以外にも人間関係の改善やストレスの大幅な軽減などいろいろな面でのメリットがとても多いです。

しかもデメリットはないので、取り組む価値はめちゃくちゃ高い訳です。

自分で決めただけのルールや評価軸にしばられて、最終的にはいろいろなことが辛くなってしまうくらいなら、サクッとルールや評価軸を変えてしまいましょう!

そもそも完璧って??

よくよく考えてみると、完璧というのは何がどこまでできれば、100点満点なんでしょうか?

完璧にできたと思った料理も美味しく感じるどうかは食べる側の好み次第です。

自分で出した合格点も他者からすれば落第点かもしれません。

完璧だと思って上司に提出したプレゼン資料に対して、びっくりするくらいたくさん手直しが入って上司から戻ってきたなんて話はサラリーマンあるあるです。

そう考えると日々少しずつでも完璧主義を手放すことが、1年後、3年後、10年後の自分への大きなプレゼントになる気がします。

まずは「ちょうどいい加減の自分」をイメージしてみるところからスタートですね!

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