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クローゼットの服を一軍だけにする3つの方法

そろそろ、半袖が心地よい季節になってきました。衣替えの時期ですね。


クローゼットの服を一軍だけにする。したいと思いながら増えていく服を眺めて途方に暮れ、まいっか、と問題を先送りにする・・・・・・。あるあるです。


どんなお宅でも片付けの悩みTop3に入るであろう「クローゼット収納」について今日は書きたいと思います。

題して「クローゼットの服を一軍だけにする3つの方法」。お付き合いいただけたら幸いです。

その①お手軽編 何も見ないで書いて(描いて)みる

ノートでも、コピー用紙でも構いません。これから向こう3か月着たい服を、以下の分類に分けて書いて(描いて)ください。
文字でも絵でも、自分が分かればOK。

・トップス(ワンピース含む)
・ボトムス(パンツ、スカート)
・アウター(夏はあんまりないかも。羽織もののストールとかカーディガンとかジャケットなど)
・アクセサリー(バッグ、靴等も含む)

ルールは1つだけ。「クローゼットを見ないで書く」こと。
さあ、よーいスタート!

・・・

・・・・・・・

書けましたか?
書き終わったら、クローゼットの中身を確認してみましょう。
書いてあるものは、文句なし、向こう3か月の1軍服です。

書いていなかったものは?
持っていることを忘れていた服。無くても良いかもしれません。
あるいは、新しい服を見つけたつもりで、手持ちの服から「エアショッピング」するのも楽しいです。せっかくの洋服が活きますし、お金も節約できて一石二鳥です。

書いていなかった服で、特に欲しくない服、今なら買わないなぁと思う服は、状態の良いものはメルカリへ、そうでないものはリサイクルへ回しましょう。

この方法の良いところは、紙とペンだけでクローゼット整理を始められること。机上で整理してから現物を動かすことで、労力をあまりかけずにクローゼットに手を付けることができます。

なお、洋服に限らず、部屋全体を断捨離したいときにも使えます。
ブラックガネーシャさんは容赦なくたたき壊します。(Kindle Unlimitedで読めますよ~!)

その②本気出す編 クローゼット全買い替えショッピング

といっても安心してください。本当に買い替えるわけではありません。

初めに言っておきますと、これは本気で取り組まないと、部屋が大惨事になります。丸一日、しっかり時間が取れるときに行います。

①初めに、クローゼットの中のものをすべて取り出します。(午前中がマスト!)
できればアウター、トップス等、アイテムごとに山を作っておくと後々便利です。

②クローゼットの中のホコリ等をきれいに掃除します。

③ショッピングスタート!
制限時間は日が暮れるまで。お部屋の中にある服をどれでも買い放題です!買ったお洋服はクローゼットにしまってください。

……いやいや、全部私のものだし?とか言わない。
これは、片付けの有名な手法で「いったん手放したとして、それを再び買うか?」という思考方法を使います。

これの良いところは、「高かったから」「まだ(物理的に)着られるから」という理由で捨てられない心を封じることができる、ということです。

お買い物をするときに、「高いから買おう」「(物理的に)着られるから買おう」なんて思いませんよね?
「私に似合うから」「着ていてテンションが上がるから」「○○に着ていきたいから」など、「着る理由」があるものを買うはずです。

「買う理由」=「所有する(持ち続ける)理由」です。
人は日々、様々なものに出会い、身も心も変化していきます。1年前には必要だったけれども、今は必要ない、ということも当然あります。
クローゼットは、「今のあなたのための服」をしまっておくスペースなので、本来、定期的にメンテナンスが必要なのです。

衣替えの時期に、季節に合わせてそのメンテナンスをするのはごく自然なこと。3か月に一度の「クローゼット全買い替えショッピング」、おすすめですよ。

その③楽しさと共に編 旅行の荷造りをする(つもり)

モノを厳選するのにおすすめなのが「旅行」。全てを持っていくことはできませんので、自ずと「一軍」の出番です。


今住んでいるより少し暑い(寒い)地域に旅行をするつもりで、荷造りをしてみましょう。とは言っても実際にパッキングしなくても、荷造りの前段階として服を選べばOKです。

旅行の期間は1週間。7日間のコーディネートを考えます。
洗濯はしてもしなくてもOK。(普段の自分に置き換えて、ほぼ毎日洗濯するなら洗濯あり、週末まとめてなら洗濯無しのルールが良いかもしれません。)

どんなところに行きたいですか?
海に行くなら水着やビーチサンダルや日差し除けのストールが必要かもしれません。
ショッピングにも行きますか?両手が自由になるショルダーや、デパートに入れる少しキレイめの服が必要でしょうか。
食事はどんなところでしますか?レストラン?大衆食堂?お酒が飲めるバー?
部屋でくつろぐ服も必要ですね。部屋着やパジャマは?

旅行のコーディネートを考えることで、「行きたい場所」「理想のシーン」に合わせて服を選ぶ思考になれます。つまり、旅行のコーデを考える=
「夢を叶えるクローゼット」づくりが出来るということ。

そして、今住んでいる地域より少し暑いところ、寒いところを指定したのは、いう間でもなく「これから訪れる季節」を想定してほしいからです。
(だから、今なら「すこし暑いところ」に旅行する想定で服を選んでくださいね。)

なお、こちらは「旅行」を想定するとプライベートの服装になりますが、「仕事」を想定して1週間コーデをしてもOKです。そうすると、「私服の制服化」ができて、毎日の服選びが楽になりますね。

まとめ

以上、クローゼットの服を一軍だけにする3つの方法をお届けしました!

3つの方法に共通するのは「何を残すか?」という思考です。
「いるものを残す、それ以外はいらない」という、シンプルな思考。

そして、この方法を実践すると、おそらく大量の「いらない服」が出てくると思います。
でも、それらの服は、初めは「欲しい」と思い、お金を出してあなたの元へやってきたもの。「いらなくなった理由」をどうぞ覚えておいてください。

「あのときは、○○という理由で欲しかったけど、今の自分は変わった」と覚えておくと、これから買い物をするときに、「自分はどんなものを選びたいのか」という「判断基準」に磨きをかけることができます。

そして、できれば捨てるのではなく、必要とする方の元へ届けてあげてください。(メルカリとかブランディアは手軽でおすすめです。ユニクロ、guなどの店頭回収リサイクルも良いですよね。)

今のご自身にぴったり合うようにメンテナンスされたクローゼット。ぜひ楽しみながら作ってみてください。

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