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相手を騙すとは

こんにちは。

みかどです。

相手選手に対してフェイントをかけるとき、パスを繋げるとき、「相手を騙そう」「相手の逆をつこう」という表現をよく使います。

相手を騙す!と思いフェイントをかけるのは大事なことですが、"何を騙すのか""どう騙すのか"まで話してあげないと選手はイメージがつかずただフェイントをかける印象があります。

"騙す"という表現はネガティブな表現で使われますが、それだけインパクトのある言葉ですよね。

悪いことでない場合に使われる"騙す"という表現は私はとても好きです。

何を騙すのか

その人の考えもあるので"これだ!"とは一概に言えません。

ですが、選手に聞かれたらすぐ答えられますか?答えられなかったり説得力ない答えになってしまったらただ言ってるだけだなって思われてしまいます。

私ならこう答えます。

相手の脳を騙します

と‥

は?って感じかもしれませんが、一言で言えと言われたら迷わずこう答えます。

自分が左にかわしたかったら、相手に"右にかわしてくる!"と思わせる。相手の脳をフェイントを使って騙す。

マジシャンの手品のようにフェイントをかけ相手を騙そう!例え話でよく伝えています。

ボールが右手にあると思ったら左手からボールが出てくる‥

マジシャンは超能力なんか使っていません。マジシャンの技術で右手にあると思わせてるだけですよね。

マジシャンは手を使い人を騙す‥サッカー選手は足を使い人を騙す

こう考えるとここでの"騙す"という言葉にワクワクするのは私だけでしょうか。

緩急をつける

よくフェイント使うときに出てくる言葉ですよね。

緩急をつけてかわせ!って子どもたちに伝えるのは大事です。私はこう思います。

相手がドリブルで仕掛けてくるときに、まず"目"を使い情報を集めます。目で見た情報をもとに脳でどうボールをとるか考えますよね。

"目"は一定のスピードであれば追うことはできますが、急に早くなったり遅くなったりするもの(緩急)に対しては圧倒的に弱いですよね。

"目"の弱点を突くために緩急を使って相手を騙しにかかるのです。

ゆっくりボールを運びながら、素早くフェイントをかけると相手を騙し突破できそうですね!

まとめ

一つ一つのことで長く、くどく話されても選手は困ります。

話ばっかりじゃなくて、ボールはやくさわりたいって思われます笑

しかし、言わなかったとしても自分がなぜこのワードをいうのかという根拠は大事です。

なぜ騙すというのか、なぜフェイントが有効なのか、緩急を使う必要性はなんなのか。

自分なりでいいので考え、結論を出せる指導者になりたいです。

みかど

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