私は元々人見知りする性格なのですがトライアルが今でも緊張します。
今年もitalki（のアルゴリズムの気まぐれ）でトライアルや初回レッスンを受けてくれる生徒さんたちがいました。あ、たくさんとは言いません。

継続してくれる人たちもいましたが、今年は定着率があまり良くなかったと思います。トライアル後、継続が止まらなくて忙しい、なんて言いたいもんですね。
ちゃんと計算してないのですが、感覚的にだいたいの人たちがトライアルで終わるか、トライアル後１、２回で去っていきました。
この人たちには共通点があります。
それは日本語を過去に学んだことがある人たちです。

ちょっと勉強したことがある人が厄介な理由

日本語を勉強したい人は（ここでの定義は初初級〜初中級レベル）

ひらがなからの０からの人
ちょっと勉強したことがある人
だいたい言いたいことは話せる人

ざっくりこの３つに分かれるのかな〜と思います。

その中でちょっと勉強したことがある人の問い合わせが一番多いのですがこの層が厄介なんです！！
他の先生もnoteで同じようなことを書いていたのですがもう共感アリアリでした。

なぜ厄介なのかと言うと、独学で勉強したことがある人、学生時代勉強していてもう一度やりたい人などレベルがバラバラな上、勉強スタイル、テキストを使いたいのか使いたくないのか、何を求めているのかもバラバラ。。

生徒さん自身も、勉強したいことはしたいけど、教師に対し何を求めてるのか、どんなことを勉強したいのかわかっていない人もいます。

レベルチェックしてもレベルがわからない

以前入会していたオンラインサロンのアイディアで、私はみん日の1と2の文法を使って生活や身の回りのことなどを質問をしながらレベルを見定め、言えなかったところからレッスンを見せるというレベルチェック方式をとっています。
ただ・・これも最近やっていてなんか微妙で。
みん日２の文法は言えてるのに１の文法は簡単なのに言えてない。とかなんか文法によってもレベルがバラバラで・・特に香港とか漢字圏の方は、初級と言いながらも西洋系の初級とは違って、リスニング力や文法力がちょっと高かったりして、もうどこから始めればいいのか私自身もわからなくなってしまうことが多々あります。

italkiでそう推奨してますが・・これが難しいんです。

（苦し紛れに）だいたいここからかな？という目安をつけたり、
もうわからん！場合はどの辺からやりたいか生徒さんに確認したりします。
レッスンの最後にあなたは週何回受けることをお勧めします、と生徒さんにお伝えするのですがレベルの把握が難しい人の場合、堂々とあなたは週何回受けてくださいと言いにくいし。

トライアル終了後はだいたい好感触がないままですが、継続してくれる人はしてくれて内心びっくり、連絡がない人はやっぱダメだったんだなぁと思います。

あと個人的に、生徒さんが何をしたいか把握しないままいきなり予約が入り１時間レッスンするのがちょっと苦手です。italkiはトライアルを受けられるのが３回と決まっているので仕方ないのですが。
最初は顔合わせみたいな感じで30分でいい、と思っています。
レッスンしていてうまくいかないな〜と思う時は地獄を感じます。

以前、大学で日本語を勉強していたというアメリカ人の方で、割と問題なく会話できる方がいました。
私はその人の問題を見出せないまま、レッスンを進め、どういう勉強がしたいか聞いたところ生徒さんもよくわからないとのこと。
その方ギターを習っているのですがギターの先生も100人位試してやっと見つけたみたいなことを言っていてそれを聞いてめっちゃ萎えました（笑）

今後の対策として

今までは大体の流れは頭に入れながらとりあえず会ってみようという感じでしたが、問い合わせがきた時点でもっと深掘りして要望を聞くことをした方がいいのかな、と思います。

リピートに繋がらないのは生徒さんが何を求めてるのかしっかり把握してないままレッスンをしてしまっているのが大きな原因（それ以外にもあるだろうけど）だろうなぁと。

あと私自身初級後半をあまりオンラインで教えていなくて文法項目を全部把握しきれていないので早めに時間があるときに教案を作ってしまおうと思いました。

ベテランの先生はおそらく話しながらやり方とかテキストとか色んな角度から提案ができると思うのですが、私はみん日くらいしか教えたことがないので今の自分にできることを見せるしかないです。

それで気に入ってくれたら、って感じなのでこの先生なら自分にぴったりの勉強方法を提案してくれるかもって期待してる生徒さんにはぶっちゃけ申し訳ないですね。。でもそんなことも言ってられないので経験を積むしかないんですが。

他の先生にもトライアル何してますかと聞いたことがありますがそれぞれバラバラでした。レベルをみてレッスンする人もいるし、説明だけでレッスンはしない人もいる。多分これが鉄板！というものも存在しない気もします。

これを読んでいていや。違うな、そうじゃないなと思う先生方はご連絡いただけますと幸いです。

新米教師によるたわいもない悩みでした。