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芸能人格付けチェックに見る「生き方」

あなたはお正月恒例ともなっている
「芸能人格付けチェック」を見ていますか。わたし
はあの番組が大好きで毎年楽しみに見ています。

何が楽しいかというと、リアルに目にしたり、口に
することも出来ないので全てはわかりません。けれ
ど、音楽などは画面越しにジブンの感覚を試すこと
が出来るからです。

いつも、本気で耳を澄まし、ジブンの耳に間違いは
ないか確認しています。

そしてもう一つの楽しみといえば、
連勝中の「ガクト様」です。

なぜかガクト様だけは金色に輝く別室で戦われま
す。そして絶対にホンモノを見分けられるのです。

毎年ガクト様のペアを誰が務めるのかも楽しみの
一つ。2024年はシンガーソングライターのDAIGO
さんでした。

元総理のお孫さんでもあり、お育ちの良さからお食
事など間違いなく良いモノを召し上がられています。
だから絶対に外されないものと思っていました。

なのに、まさかのお食事チェックで、出された回答
がガクト様と異なるシーンがありました。

どう回答されるのか。

ただの番組でしかないのに、わたしはドキドキしな
がら見入っていました。DAIGOさんが出された回答
は、ご自身では「これ!」と信じていたものを、す
んなり取り下げ、ガクト様に合わされたのです。

もちろん、正解はガクト様の回答です。

わたしはこのシーンに学びを得ました。あなたは
わたしが何に感動したかお分かりになられましたか。

ガクト様の連勝に泥を塗らずに済んだから。
ガクト様の答えに合わせたことで正解できたから。

いずれも違います。

わたしが目を見張ったのは、DAIGOさんの処世術に
対してでした。ジブンの思いを通すのではなく、
シンガーとしても、番組的にも先輩となるガクト様
を立てたこと。

もちろん連勝しているガクト様であっても誤ること
もゼロではないのです。けど、あの場では、そんな
ことはどうでもよいことだったのではないでしょうか。

ジブンが一番である必要もなければ、目立つ必要も
ないのです。

DAIGOさんはやはり元総理である竹下登さんのお孫
さんだなと改めて見る目が変わりました。

厳しい芸能界を生き延びるため、処世術はなくては
ならないもの。時に笑ってその場をうまくやり過ご
すことも大事。

政治の世界も頭脳だけでは渡っていけない場所。
そんな世界で総理にまで登りつめ、功績を残された
竹下元総理。

DAIGOさんはいつも身近でその姿を見て来られてい
たからこそ、その生き様を目に焼き付け、ご自身の
ものとされていたのだろうと感じました。

番組の間中、ガクト様の罵声が続くのですが、
DAIGOさんは顔色一つ変えるコトなく、飄々として
おられました。

その姿は、画面越しには少し抜けてる感じすらしま
した。けれどわたしは、そんなことはないと思って
います。


これはかれの賢さ。知性だと思っています。
本当の賢さってこういった

「オレは凄いんだ!」


ではなく、上手く場を和ませたり、
自らバカになりきれるチカラ。


実はわたしが目指すのもココだったりします。

~かおのことが気になるあなたへ~

分かりやすそうに見えて、
なにか掴みどころがないと言われるわたし。
他のnoteも手にとってみてくださいね。
そこにヒントがあるかもしれません。
大切にしてきたベースとなる考え方などお話しています。
どうぞこちらもご覧くださいね。


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